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仕事しながらラジオで「子供電話相談」を聴いていたら、(保育園でカレーを作った子が出てきて)、感化されてお昼はカレーにした。

人参、玉ねぎ、ジャガイモ、肉に市販のカレーの極めて普通の。
肉の買い置きがなかったのでもったいないけど肉はブタロースの塩麹漬けを切っていれる。
普通じゃないかも、なのは、私は私1人ならカレーもシチューも人参もジャガイモも皮を剥かない。
困ったことも味が変な事もない。
むしろ煮崩れないから良い。

水をいれて火にかけた鍋に煮えにくい野菜から切るはじからガンガン放り込み、(あ、市販のルーの時は炒めない。玉ねぎなんか炒めるのはルーを粉から作るときだけ)
肉もそのまんま放り込み、ルーも沸騰する前でも小さく割って放り込む。

鍋が沸騰したら「省エネ箱」に突っ込む。
省エネ箱とは鍋が入るくらいの発泡スチロールの箱の中に古い膝掛けを仕込んだ、保温箱。
鍋を膝掛けでしっかりくるんで発泡スチロールの蓋をして、放置。
仕事にもどる。

1時間も(最低30分くらいかな)して箱から出せば人参もジャガイモもしっかり煮えてるしルーも溶けている。
1時間なら鍋はまだ熱々。
一応ルーが固まっているかもしれないからかき回し、味見し、足りなければまた火にかけて何か足す。
(今回はちと水っぼくて物足りなかったから自家製にんにく醤油と友人から頂いた4年熟成酒粕、チョコレートみたいな色と香りとこくのある酒粕を入れた)

この省エネ箱クッキング、野菜が火が通ってるのに歯応えがしっかりした煮上がりで味もちゃんと染みて、気に入っている。
煮物の味って熱を加えてる時でなく冷めていく時に食材に染みるらしいから、料理の理に叶ってるらしい。
だいたい 箱に突っ込んで放置という時間と手間という私には一番大事なものが省エネできるのが嬉しい。

使っている箱は15年モノなんでかなりボロい感じになってしまったけど、まだまだ愛して使います。