今日のお昼は、 玄米おむすび(梅干と味噌)と なめこの味噌汁と野菜スティック。

玄米おむすびの具は結局梅干が一番合うみたいな気がする。
海苔の佃煮みたいな甘いものはあまり合わない。

浜松の龍さん、アニキさんの講演会で「ソウルフード・おむすび」の話が出ていたみたいだが、私のソウルフードは「冷や飯の味噌握り」だ。
白米の釜の底の冷めためしを手塩の替わりに味噌で握っただけのもの。
子供の頃、腹しのぎに母が握ってくれたものの冷や飯の甘さとほんのりした味噌味の美味しさは忘れられない。

冷や飯と味噌あじって合うよね。
子供時代にこれまたおやつ代わりに冷や飯に朝の味噌汁の残りを自分でぶっかけた「犬めし」も美味しかったな。
味噌おむすびも犬めしも今うまく再現出来ないのは私の口がおごったから、だろうな。


子供の頃、妙に「ご飯」が好きになってしまったことがあった。
朝ご飯に2杯ご飯を食べて、学校から帰ると冷や飯でお茶漬けを2杯食べ、晩御飯に3杯飯を食べていた。
当然一気に横に育った。(笑)
が・ふと気がついて毎食おかわりの回数を各一杯減らしておやつのお茶漬けをやめたら、成長期だったから今度は無事に縦に育った。

思えばあれこそ代謝の良い体を作る食生活だったかも。
その頃子供は駄菓子屋以外は勝手にお菓子を買えない感じで、お菓子は親やお祖母ちゃんが出してくれるもの、だった。
(たこ家が子供に駄菓子も買わせない、お金を持たせない躾だったというのもある。)
だからお腹が空いたら釜の中の冷や飯を食べていたんだけど、時代が違ったらカップラーメンなんかをばんばん食べて深刻な肥満児になってたかもね。

今年、震災と今回の豪雨で米どころが大変なことになっている。
今まで存分にお米を食べてこられたことに感謝して、これからもいっそう感謝しながら味わって食べたいです。