ホウホウ先生のブログを見ていたら2006年6月6日から地球のエネルギーシフトが始まった、とかなんとか書いてありまして。
ふと、その頃の自分に挨拶に行きたくなり某所で書いていた過去の日記を訪ねてみた。

2006年6月。
2000年から繰返していたアメリカの各種のアートプログラム参加を「やっぱり日本で定着して作りたい」と思って新たに応募するのを止めた。
恩師退官記念のグループ展に参加したあと、地獄のように貧乏で派遣で海沿いの倉庫に働きに行く生活。
次の個展まであと2ヶ月、もう毎日6000円、7000円という日給で朝から晩まで派遣のバイトをしながら制作は無理、と困りきっていた。
恥を忍んで作品の在庫をどうにか人に買ってもらえないか、と懇意にしているキュレーターさんに相談に行くというその日に、アメリカの某財団が私に奨学金をくれるという手紙を受け取ったのだった。
その額15000ドル。
キュレータさんとの会合は相談でなく祝杯になった。

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けっこう、いや私の人生のなかでもかなりドラマチックな展開の頃だった。

奇跡もあるし、神様もいるし、私に陶芸を続けなさい、って誰かが応援してくれてるんだ!と心から思って感謝した頃だった。

それからもまだまだ貧乏も続いて作れなくなるピンチもあったけど、今もちゃんと陶芸を続けていられる。
今はあの頃が嘘みたいに安定して生活も制作もできている。
ありがたくて泣けてきた。

エネルギーシフトがどうのこうのは置いておいて、そのピンチの時に絶対にやめない、と自分も決意したからちゃんと「上のみなさん」も受けて助けてくださったんだろう。
ひょんなことで昔をたどったけど、今に感謝して、また気持ちを新たに出来た。

ほんと、神様っているの。
ほんと、あきらめなければ大抵は思ったとおりになるの。
だから今、色々大変なことがある人がここを読んでいたら、元気出して自分と神様達を信じてみて、と思う。