「ぴあ」が休刊になるとか。

雑誌ぴあ 7月で首都圏版休刊へ


ぴあ。
いつだったか週刊になったときにガクッと内容が薄くなって、しかも目を通さないうちに次が出てしまって追いつけなくなって。
隔週刊でコラムが充実していた「シティーロード」に替えて、結局「シティーロード」が休刊になってももう戻らなかったんだよね。

自分がチェックしていたのは映画の名画座と自主上映の上映スケジュールと画廊と美術の展覧会と「微笑家族」だけだったし。

「シティーロード」はマイナーな映画やアングラ演劇の紹介や出版物の紹介コラムなんかもあって情報より記事を読んで新しい自分の興味を広げていくのに良かった感じだったな。
(と・「ぴあ」より結局「シティーロード」を懐かしむ自分。)

貧しくて暗い予備校生時代、予備校のセンセー(芸大の大学院生)が「浪人諸君もぴあを読め!(読んで出かけて時代の空気を掴め?)」と言って予備校に1冊寄付してくれたのがなんか時代がかって懐かしい。
「ぴあ」に若者のイマが詰まってると思われていた時代??(笑)
、、、、、すっごい「時代がかった」話だな。

古い知り合いの同業者の訃報も届いた。
亡くなってからすでに1年たっていて、地元の作家さん達が追悼の展示と偲ぶ会を催す事になり、お声かけ頂いた。
遠方のため出席できないが会に心だけ出席する事にして参加費をお送りする。
私が大学院を出たばかり、地方の公募展で賞を取りはしたがTVの大道具をしながら貧乏にあえいで全く先が見えないでただもがいていた頃に知り合った瀬戸の作家さん。
温かい、面倒見のいいお兄さんタイプの方で、たくさん私に瀬戸の作家さんを紹介してくださった。
50歳で逝かれてしまうなんて。
あの頃の右往左往がまだ続いて、私は20年近く陶芸に携わっているけど・20年は夢の様でもある。

スーちゃんこと田中好子さんも亡くなってしまって、ついにキャンディーズの再結成は見られなくなった。

今日は昭和の乙女の感傷を誘うような日だな。
時は流れ、私は残る、だ。

キャンディーズの曲では私は「優しい悪魔」とか「あぶない土曜日」とかお色気系が好きなんですが。
今日はリンクで「アン・ドゥ・トロワ」を。(*^_^*)