嘐芽腫と闘う母 見守る家族 -3ページ目

嘐芽腫と闘う母 見守る家族

2015年 2月19日 58歳の母が倒れました。
一回目の手術で一旦落ち着いたものと安心したのも束の間
嘐芽腫という悪性腫瘍が物凄いスピードで、母の脳細胞を蝕んでいたのでした。
余命あと半年と言われた母の闘病ブログです

尋常ではないイライラ   まかり間違って人を殺めてしまうのではと思うくらいメラメラと怒りが爆発しそうになっていました

原因は生理だったとその日の夕方にわかったのですが、お母さんを病院に連れていかなければならない日で、本当に苦痛でした

なかなか動いてくれない  病院に早くいかなければいけないと理解してくれない  

私は口調を荒げて早くして!と言いました

着替えも手伝わず、早く着替えて!と。

お母さんはなんの怒りももたず、素直に動いていた。

靴を上手くはけず、かかとを踏んだままの状態でも放ったらかし。

とにかく早く終わらせたかった。このイライラを我慢する事が出来ない

病院でも全てのスタッフを睨みつけ、すぐ帰らなければならないから、と荷物を全部出さずに、着替えも任せて、お弁当だけ母に渡し

「わー美味しそう!一緒に食べよう!」

被せるように、

「体調悪いから帰るねばいばい」

それでも、遠くから

「ありがとう」

と。私は泣き叫びたくなりました。どうしてこんなにイライラするの?一番大切なお母さん

お母さんが大好きなのに。一緒にオムライス食べたかった。ありがとうなんて言われる人間じゃない

イライラする自分が嫌だ  本当に嫌だ   

このままお母さんが死んでしまったら私も死ぬよ