明日は仕事 | Inadani 通信

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南信州での暮らしの記録

1年ほど前から、毎週、日曜・火曜の2日間だけ、夕方5:30~10:30まで、伊那市内で施設警備の仕事をしている。

私は20年ほど前に脊髄の病気をしており、その後遺症で若干足が悪いので、できればデスクワークが良かったのだが、流石に60代後半ともなるとなかなか難しく、結局、こういう仕事になった。尤も、ビルの総合管理(設備とか清掃とか)の会社が、その一環として警備も請け負っている形なので、主に玄関で外来者の様子を見ているのが仕事なのだが、いわゆる警備会社のようにキッチリと型にはまった警備を求められているわけではなく、人がいない時間は座っていても構わないし、足の負担もそれほど大きなものではない。

ただし、時給は長野県の最低賃金である。

 

夫婦二人と猫二匹。妻と私、二人分の年金だけで暮らして行けなくもなかったのだが、正直かなりきつい。どうしても、蓄えを切り崩すことにはなる。それに、今年の6月、猫の一匹が病気であることが判明し、その医療費が相当な金額になっていて、今は仕事をしないわけには行かない。

 

ただ、仕事をするようになった理由は必ずしも生活のためだけではない。

私達は2年ほど前に埼玉から伊那市に移住してきたのだが、当然のことながら、周りには誰も知り合いがいない。もちろん、町内の人くらいはすぐに顔見知りになったが、たかだか13戸程度の町内だ。

山が好きで20代から30代にかけての約10年間ほど、信州で暮らしていたこともあるのだが、当時住んでいたのは中信地方で、北信の山ノ内町にも若干の知人はいるが、そうはいっても、それから半世紀近く。当時の知り合いもすっかり減ってしまっている上に、どちらも南信の伊那からは少々遠い。

伊那市内での交友関係を少し広げたかったのも仕事をするようになった大きな理由だ。

 

ところが・・・なんとか仕事は見つけたものの、なんと!! 基本、一人きりの勤務なのだ。交友関係など広げようもない。昨年8月から始めた仕事だが、未だに「親しい」と言えるほどの知人は一人もできていない。

 

しかし先月で70歳。古希です、古希。なんといったって、頭に「古」という字がついちゃう年齢ともなれば、新しい仕事が見つかるとは思えず、今の仕事を続けていくしかないのかな・・・ということで、せめてネット上で新しいコミュニティが出来ないかと思ったのが、このブログを立ち上げた理由でもある。

 

ちなみに妻は近所のセブン・イレブンで1日6時間、週4日、働いているが、仕事柄、近所の人が立ち寄ることも多く、私よりもずっと顔が広くなっている(笑)。

 

明日はその勤務日だ。

 

稲刈りも終わって田を焼く煙が秋の深まりを知らせる

 

裏庭のミニトマトもそろそろ終わり