またまたママチャリの修理です。

家に全部で4台ママチャリがあります。

修理をやってると色々気になるところが出てくるので、ついついやってしまいます。

 

で今回はこの自転車です。

ブログには書いていませんが、この自転車も一度修理しています。

 

前輪ハブのホーバーホール、サーボブレーキが壊れていたのでローラーブレーキに交換。

当然、後輪もローラーブレーキ対応のホイールに交換。

1台目のママチャリで交換したサドルをこちらに取り付け。

ペダルは黒からグレー(中古)に交換。

以上がこれまでにやった内容です。

 

今回はハンドルやヘッドパーツの交換です。

まずヘッドパーツの交換から。

六角レンチでボルトを緩めます。2~3回回すだけで良い。

レンチの上からハンマーで叩くとハンドルを抜けるようになります。

ウォーターポンププライヤーでナットを外して、カゴ取り付け金具を外す。

ロックナットを外す。スペーサーを外す。

上玉押しを外す。

ベアリングリテーナー(向きがあるので注意)

グリスが完全に無くなってカラカラです。

上ワン

フォークを下にずらした。

これもグリスが切れてカラカラです。

上から下ワン、ベアリングリテーナー、下玉押し(クラウンレース)

 

上下のワンを外す。

ワン(上下)を外す専用工具は高いので、ネットで見て自作しました。

内径16mmの塩ビパイプを長さ20cmに切り、片方の端を十字にカットして広げる。

これを下ワンを外す時は、割っていない方を下ワンから挿入して、広げた方が下ワンの端に当て上からハンマーで叩いて外します。

 

しかし、塩ビパイプの方が負けて割れてしまいました。

 

仕方ないので、マイナスドライバーで外すことにしました。

絵を描きました。写真の撮り忘れ。

こんな感じで十字になる4か所を、均等に少しずつ叩けば簡単に外れました。

外れました。下に割れた塩ビの破片が写ってます。

 

新しいワンを圧入します。右のワンの高さが高い方が下ワン用です。

 

これもネットで見て工具の自作です。

買ったのは40mm四方の角座金2枚のみ。

ボルトとナットはママチャリ修理第3弾で、交換したホイールの車軸部分を取っておいたものです。

ヘッドチューブの長さは120mmで車軸は180mmなのでワンの分を入れても十分使えます。

 

ヘッドチュ-ブにワンをセットして、自作工具で上下から挟んで、ボルトを締めていきます。

最初は斜めに入るので、ハンマーで叩いて修正しながら締めます。

半分ほど入ると真っすぐになるので、ボルトを最後まで締めます。

片方が終われば反対側も同じようにやります。

 

次はフォークの下押し(クラウンレース)の取り外し。

クラウンレースの下に、ドライバーを手前と奥から差し込んで、テコの要領でドライバーの柄を上に持ち上げると簡単に外れます。

新しいクラウンレースの圧入は、外したワンを上から入れてハンマーで少しずつ叩いていくと入ります。

後はグリスを塗って部品の向きと順番を間違わないように組み立てれば終わりです。

つづく。