小学生の指導をしていると、
「こんどのテストでいい点取ったら、ゲーム買ってもらえる音譜
なんてことに出くわします。

その子の親にしてみれば、
なんとかして勉強させて成績アップしてもらいたいと思っているのでしょう。

その気持ちはわかります。

さすがに、高校生になると物につられて勉強するなんてことはありません。
中学生もあまり聞きませんが、たまにいるかな…

でもこの方法は、本当の意味での動機づけにはなっていません。
あくまでも、気分よく勉強ができる環境を作ってあげているだけなのです。
勉強に対する意識の高さも短期間でおさまってしまいます。

この小学生の動機づけを高めるためには、何が必要なのでしょうか?

「なぜ、いま勉強をするのか。」「それがこれからどんな役に立つのか。」
ゲームを買ってあげるのではなく、
勉強する意味をきちんと説明して、納得してもらうことです。
「よし、やろう!」という気持で学習を続けると、効果も上がります。
実際にテストの点数が上がると嬉しいものです。

そして一教科でもテストの点が上がると、不思議と他の教科もがんばり始めます。

タイミングを見計らって上手に
褒めてあげることも効果的ですね。