「腹腔鏡下摘出術?」

「あんな小さい穴からどう出すんだろ」

「細かく切り刻んで吸い出すのかな」

「あ、だから途中で固くて刻めない、

 とかなったら開腹するのかな。」

とか、想像してましたよ。

無知すぎるというか、呑気というか…

膣から出す、って前日に初めて聞いた。

会陰切開と縫合に至っては術後、

痛さに驚いて、そこで初めて知った。


「マタニティ用も割とアリだよ」

の意味がようやくわかった。

タイトなボトムはお股への圧がキツイ。

ジーンズなんてもってのほか。

お腹の穴も痛いけど、股の方が無理。

なるほど、円座欲しいわ。

普段着はデニムしか持ってないので、

病院からの帰り道

「お股が痛い〜。服買いに連れてって!」

部屋着用にスカートやロングワンピやら

購入。しまむら、ありがたや〜。


ひいひい言いながらノロノロモタモタ動く、

でも、病院帰りに服を買いに行きたがる。

即爆買いしたくせに、自分では持たない。


コイツ病気なのか元気なのか、よくわからん

と、言いたげな夫の表情。

まあ、わからないだろうよ。

野球の球が男性の股間直撃した時の痛さも

私には一生分からないもんね。


女の股は大事よ!

オンナのマタにチカラと書いて

  努力の努。女は凄いのだ!

世の中のお母さん全てを尊敬した。

この状態で赤ちゃん抱いて、強いよ!

 

私「ナニをハサミでパチンって切って?

  そこからタマタマを引き摺り出して、

  切り口を糸で縫い縛る、とか?」

夫「ヒイイイイ〜絶望無理無理無理無理

  もう言わなくていい。」

その後からは、すごく優しかった。