ブログも想い出日記になってきたわ。

筋腫の手術をする人たちって
生理痛で鍛えられた期間が長すぎて、
痛みに異様に強くなってる、とか
我慢する癖があるんじゃないのかな。

「腹を抱えて脂汗を垂らしてた頃を
   思い返せば、このくらい…」
「目の前真っ暗、頭クラクラ
   心臓バクバクしてた事に
 比べたらこんなもん…」
って。

ナースさんは「気軽に呼んでねウインク
って
何度も言ってくれたけど
遠慮しちゃうし。

痛いの我慢してたけど
これ、どのくらい痛いのかな、
この程度は我慢するべきなのか、
さっき痛み止め追加したばかり…
でも痛い…。
とかグルグル考えているうちに
タイミングを逃していた。
ありがたいことに、
ナースさんがやたらと頻繁に
覗きに来てくれるから
「あ、ちょうどよかった〜」
って言うことが凄く多かったけど
また薬を取りに戻ってもらったり
のたうち回って半裸になって
また服を着せてもらったり…。
結果、二度手間をさせてしまった?

今にして思えば
「やれやれ先に言ってよニヤリ
って思われたかも。

ご飯の時にお膳が来た時、
「あ、お箸をCS棚から取っておくの
  忘れてた…しまった。」
でもまだ歩けなくて
「こんなことでナースさんを呼びたくない」
って味噌汁を啜りながら
「お箸か…、すっかり忘れてたな。」
「もう…手掴みしちゃう…?」
「いや〜…おかず油っ気ぽいし」
「手掴みの後、手をどう洗うのさ」
結局ナースコール。
小走りで来たナースさんに
「本っ当に申し訳ないんですが」
と謝りながら、「箸がないんです」
「あ、気がつかなくてごめんね〜」
とすぐにお箸持ってきてくれた。
優しすぎるよ〜。

これが唯一のナースコールよ。

こんなことでナースコール押すなら
もっと押さなきゃいけない場面が
他にあったのにな。

「痛み」より「食い気」の方が
我慢できなかったなんて…
なんて卑しいのかしら、私ってば!
という結果になっちゃうじゃん…。