2年前ぐらいまではしっくりきていたこの表現も、スマホが日本人を支配している今の世には少しそぐわない。
携帯→スマホ
閉じる→ボタンを押す(電源ボタンを押す)
つまり言葉を置換すれば、“スマホのボタンを押す”という何とも陳腐な表現になってしまう。
“携帯を閉じる”もそういう意味では陳腐な表現じゃないかと言う人もいるかもしれないが、一度検証してみたい。
A 「そして彼女はそっと携帯を閉じた」
B 「そして彼女はそっとスマホのボタンを押した」
言うまでもなく、Aには雰囲気があり、Bにはまるでそれがない。
とにかくこれから世に出る本から“携帯を閉じる”が消えていくわけである。
これ以上のスマホ台頭を恐れているのは老人でもなく、機械に弱いけど男に頼るほどかわいくなれない女性でもなく、作家たちだ。
作家、苦悩の時代。
以上、全くもってどうでもいい話をしました。
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