<2日目~①>
バンコク2日目。
バックパックを部屋に置き、午前中のうちにバンコク観光名所である王宮&ワット~を巡ることにした。
夜は異様な雰囲気を醸し出していたカオサンも朝は比較的穏やかだ。
ただし、人通りが少ないだけに何かを売りつけてくる人やトゥクトゥクのオッサンの視線と格闘する頻度は増える。
8時過ぎには宿を出たのに街は既に渋滞気味、これこそがタイなのだ。
カオサンから王宮は比較的近いが、とにかく暑い。
朝はタクシーが少ないのである程度歩いた後、トゥクトゥクを捕まえることにした。
“Hey, TukTuk!”
なんて叫ばなくて視線を向けるだけでこちらへ来てくる、便利と迷惑は紙一重。
ポン酢 「ワット・ポーに行きたい。How much?」
トゥクトゥクのオッサン 「ワット・ポー?ああ、今日は昼の3時からしか開かないぜ。」
ポン酢 「・・・・あーキタな。笑」
地球の歩き方によると、ワット・ポーは8時から開いており、この手の詐欺が多いことも重々承知していた。
相手にせずに立ち去ろうとすると・・・
近くの店のおばちゃん 「ワット・ポーは今日は昼の3時からよ。本当よ!」
ポン酢 「(笑)(笑)・・・OK、OK!じゃあ歩いて行くよ!」
おそらくトゥクトゥクのオッサンと店のおばちゃんは知り合いではない(何となくそんな気がした)。
即興で詐欺演劇団を結成し、我々を土産物地獄に陥れようとしていたのだ。
地球の歩き方で予習していたからこそ笑って回避できたものの、全くの無知であればあれは信じてしまう。
それはそうと、この詐欺演劇団が結成された場所はカオサンから王宮方面へ向かう運河的な場所なのだが、他の旅ブロガーさんがここで強盗に襲われたそう。
あまり治安の良い場所ではないみたいです。通られる方は注意して下さい。
ともかくこうなれば意地でも徒歩ってやると決意し、歩きに歩いた。
汗だくでワット・ポーより行きやすいワット・プラケオに到着。入場料100バーツ。
エメラルド仏をはじめ、とにかく豪華絢爛。金とエメラルドがそこら中で光り輝いている。
写真にもあるように本来は仏教徒が祈る場所なのだろうが、特に仏教に思い入れもないので建築物を楽しむ方が勝ってしまう。
ただ、タイの人がいかに仏教を大切にしているかがそこに漂うスピリチュアルな空気から伝わってきた。

次にワット・ポーへ向かう。
途中でマンゴーを買い食い。冷えてそうで冷えてない。でもめっちゃ甘いしうまい。
確かこれで20バーツぐらい。
写真の後方に写るマンゴー売りのおばちゃん、英語はまるで通じなかったけどすごく良い人だった。
ワット・ポー到着。ここの入場料がまさかの500バーツ。
ボッタクられているんじゃないかと思うほどの高額外国人料金。
だってこの時のレートで約1800円。そんな入場料とるとこなんて日本でもない。
公にボッタクられている感が拭えない。笑
有名な全長46mの涅槃像(ねはんぞう)。
寝ている仏が狭い部屋に閉じ込められている。
ワットなんちゃらシリーズは他にも色々あるようで、多分全部回ろうとすると丸一日ぐらいかかると思います。興味がある人にはいいですが、多分日本で寺院を見ない人は同様にそこまで惹かれない。
私はその中間・・・いや、どちらかと言えば後者なので午前中だけでお腹いっぱい。
次にタイに来てもここには来ないかなー。別に悪い意味ではなくてね。
だって観光名所全てが万人に受けるわけではないのは言うまでもないことなので。
でもこういう空間に数時間身を置けたという経験は貴重でした。
帰り道に野生のリスに遭遇!小さくてカワイイ。
日本の─少なくとも都会では─考えられない。

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次回はカオサンへ戻り、2日目の宿探しとアユタヤツアーの申し込みについて。
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