先に現在放送中の7月からの夏ドラマについて簡単に述べると、
“夏らしいヘビーな作品が勢揃い”
というのが実感しているところです。
ゆえに見る人を選ぶなーと思うものも多いけれど、個人的には熱い夏クールになりそうです。
競馬印で表現すると、
◎ 半沢直樹
◯ ショムニ2013
▲ Woman
△ Summer Nude
△ 名もなき毒
あとはまだ見れていないOh,My Dadと見続けている大河ドラマ八重の桜、NHKドラマの激流ぐらい。
とにかく半沢直樹はオススメ。こういう極太のドラマを待っていた。
イメージとしては、ハゲタカ×華麗なる一族。
ショムニはメンバー一新でどうかなと思っていたが、意外といける。
江角マキコは衰え知らず。
Womanは非常に重いとネットで話題だ。
満島ひかりの名演を見ることができる。
満島ひかりだけに2年前の夏クールにやっていた「それでも、生きていく」に近いものを感じます。
ドラマは娯楽、と考えている人にはオススメしません。
Summer Nudeは結婚式当日に男に逃げられる入りからあの大きな看板、まるでロンバケです(笑)
爽やかなを絵に描いたような作風の中で繰り広げられる三角関係が今度どうなっていくか?
◎◯は全ての人にオススメです。▲以降は演者が好きなら。
ではでは、前クールのレビューです。
【ガリレオ2
】
★★★☆
主演:福山雅治、吉高由里子、渡辺いっけい
主題歌:KOH+「恋の魔力」
困ったときの東野圭吾が定番化してきた昨今、中でもガリレオは特に人気のあるシリーズ。
柴咲コウから吉高に鞍替えした今作も相変わらずの安定ぶりを発揮。
ただ、この手に作品にありがちなマンネリ化に陥ったり、もはや科学ではない現象が登場したりと無理矢理感は拭えず、おもしろいけど次の回が楽しみで仕方ないと言えるレベルには達しませんでした。
まあ期待が高いだけに、という感じか。
【雲の階段】
★★★☆
主題歌:B'z「核心」
出演: 長谷川博己、稲森いずみ、木村文乃
離れ小島の医者、と聞けばDr.コトーを彷彿させる。
過疎地医療にテーマを当て、無資格医である主人公を軸に物語が進む。
非常に暗いドラマであるが、人間の隠された本能・欲に迫る気合の入った作品だった。
演者のクオリティも全体的に非常に高い。
ロンバケで「せんぱーい!!」とキャピキャピしていた稲森いずみが今ではこんな役をするのかと思うと月日が発つのは本当に早い。
【ダブルス~二人の刑事】
★★★
出演:伊藤英明、坂口憲二
もう少しタイトルどうにかならないか?と訝しげながら見てみるとこれがなかなかおもしろい。
定番の組織に服従しない刑事たちの話ではあるが、2人の存在感がモノを言わして見応えがあった。
最近の刑事モノはサスペンス的な要素を入れるものが多いが、これは純粋な刑事モノとして勝負している。
会社のドラマ好きの草食系の先輩は「2人がワイルド過ぎて見れない」と嘆いていた(笑)
【TAKE FIVE】
★★★
主題歌: JUJU「TAKE FIVE」
出演:唐沢寿明、稲垣吾郎、松坂桃李、松雪泰子
愛のある盗みを働く窃盗集団TAKE FIVE。
実際は少し違うが、伊坂幸太郎の陽気なギャングに近いイメージを抱く。
若手からベテランまで粒ぞろいの俳優を抜擢することでそれなりに雰囲気のある作品になっている。
が、何かこうワンパンチ足りないなーと勝手なことを言ってみる。
【空飛ぶ広報室】
★★★☆
主題歌:安室奈美恵「Contrail
出演:新垣結衣、綾野剛、水野美紀、柴田恭兵
酸いも甘いも。良かったです。
新垣結衣と綾野剛の何とも言えない距離感に大人の青春を感じた。
広報室の皆さんも憎めないキャラクターばかりで見ていて楽しい。
笑いあり涙あり、いいですね、こういう純粋なドラマ。
◆勝手にアカデミー◆
*最優秀作品*
雲の階段
*最優秀主演*
長谷川博己 (雲の階段)
*最優秀いぶし銀*
柴田恭兵 (空飛ぶ広報室)
*最優秀主題歌*
該当なし
※グッと来るドラマ主題歌が少なくなったなーと思う今日このごろ。
~春クールのプレイバック~
ここ数年で一番見ている本数が少ないクールだった。
あまり見たいと思う作品が少なく、実際に見ても中途半端なものが多かった気がする。
しかし何だかんだで楽しんでいる。次クールも楽しみ。
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