THE NINTH APOLLO show case 2013 | Looking Back , Moving Forward

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3月24日(日)@心斎橋FAN J twice

THE NINTH APOLLO show case 2013


OPEN 13:00 / START 13:30
CHARGE 3,000yen

出演バンド(演奏順)

POINT-UP
39degrees
THE SKIPPERS
Day tripper
HOT DOG
FEELFLIP
BUZZ THE BEARS
NOA
My Hair is Bad
JELLYFiSH FLOWER'S
SHANK

photo:01

photo:04


書きそびれていましたが、3月にナインスアポロのフェスに参加。


まず、これを読んでいただいている貴方はナインスアポロをご存知だろうか?

ナインスアポロとは・・・インディーズレーベル(メロコア・日本語ロック・スカ等々を得意とする)

最初に結論を述べると、ナインスアポロに出会えていない貴方は大変損をしている。

と、までは言わないが、もしこっちの世界に触れるチャンスがあれば一度覗いてほしいと思う。

そこには日本の多くの人が知らない、しかしそれはそれは素敵な音楽がゴロゴロしている。

インディーズだからかっこいいというわけではないが、インディーズだからこそできること、インディーズバンドのファンだからこそできること味わえる喜びというのは間違いなくあるということを言及しておきたい。


***


松尾昭彦氏が生み出す音楽については前々から大好きだったが、レーベルまで掘り下げることはしていなかった。

しかし一度ナインスアポロにハマると抜けられない。何と素敵なバンドの宝庫である。

それを再確認できた今回のフェス。ライブハウスに一日中いるという経験は初めてであった。

一緒に参戦したのは松尾さんの弾き語りライブで偶然友達になった元バンドマン。


***


POINT-UP


こんな日に限って電車遅延。最後の曲の半分ぐらいだけ聴くことができた。
トップバッターとは思えない貫禄、存在感を感じた。
次こそどこかでじっくり聴いてみたい。


39degrees

東京のバンド。正直、まだまだ駆け出しという感は拭えない。
歌も演奏もうまくない。が、すごくすごくパッションを感じる。
やってやる、伝えてやるという想いが最も体現されたパフォーマンスだった。
メロディセンスは光るものがあるので、今後に大きく期待したい。


THE SKIPPERS

ほぼ知らないに等しいバンド且つあまり好みではないなーと思っていたバンド。
が、圧倒的なパフォーマンスに惹き込まれた。
ベタベタの大阪弁も人間味を感じる。
今ではCD+DVDを買ってしまうほどファンになっています。
ありそうでないメロディとテンポが魅力的。


Day tripper

ガッツリとヘビメタさん。
このジャンルはどうあがいでも好きになれない・・・。


HOT DOG

もう一花あれば大成するのになー。惜しい。
しかし聴いていて楽しい気分になる。
他のバンドでは出せない個性がある。


FEELFLIP

小休憩。終盤だけ覗いたらスカパンクに合わせてフロアがものすごい盛り上がり。
オーディエンスの数だけで言えばこのバンドが一番人を集めていた気がする。


BUZZ THE BEARS

堂々たるナインスアポロ卒業生。大阪会場限定のゲストバンド。
「見とけよー!ナインスアポロの後輩どもー!」
そんないかつくも優しい雄叫びで始まる泣きのメロコア。
シンプルで切ない日本語ロックが染みる染みる。
知っている曲は一つもなかったけれど、大好きなバンドの仲間入り。
先輩とはこうあるべきという手本のような大きな存在。


NOA

前に新神楽で見た時より少し元気がなかったように思う。
新譜からはあまりやらずに往年の名曲で勝負。
NOAのファンらしき人が少なかったのが残念。オーディエンスの年齢の若さから考えるにNOAは少し大人すぎるのかもしれない。
これからも応援していきたいバンドです。


My Hair is Bad (⇒★ポン酢的ベストアクト)

楽しみにしていたマイヘア。新潟上越ロックバンド。
この日、会場でマイヘアのTシャツを着ていたのは自分だけだった(と思う)。
いつも以上にハラハラさせてくれる椎木くん、表か裏か、どちらに転んでも良いスレスレをいく。
あ、転んだ!と思うと、見事に表。素晴らしいパフォーマンス。
これこそライブだ。全身で受け止めた。きっと目に焼き付けられた人も多いことだと思う。


JELLYFiSH FLOWER'S


さすがの松尾氏、文句はない。
HO17からのナカハラコウタのギターもうまい。ついでにMCまでうまい。
新曲が良い感じだ、そしてライフイズビューティフルで松尾ワールドへ連れて行かれた。
まさかのジェネ時代の町を聴くことができて何だかウルっときた。
オーディエンスはこれを聴いても反応が薄く、あーきっとジェネを知らない世代が多いのかと落胆する。
これが僕の音楽人生で最後のバンドですと松尾さんは述べていた。覚悟は決まっているのだろう。


SHANK

誤解を恐れずに言うと、SHANKはまだライブバンドではない。
全国各地で大成功のライブを収めているナインスアポロ稼ぎ頭にして今回のトリの彼らにこんなことを言うのもおかしな話ではあるが、まだまだCDの音を越えられていない。
演奏も歌もあまりうまくない。しかしそれはマイヘアしかり、39degreesしかりである。
勢いは感じる。しかし上辺じゃなくもっと心底のパッションが欲しかった。
最後に、僕はSHANKの作る音楽が大好きだ。
オシャレなイントロから飛び抜けるようなメロディライン、贅沢を言うならば、ライブでCDを越えてくれ。


photo:05

photo:02

小休憩中に有名なたこ焼き屋「わなか」にて。

外はカリッとしていない点では好みと少し違うが、それを凌駕するうまさ。


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ツイッターでの拾い物、NOAのセトリ。


photo:08

ツイッターでの拾い物、SKIPPERSのセトリ。


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