8月20日(月) 前編 「旅人の大いなる一歩」
海士町の朝は清々しい。
かたえばあちゃんの朝メシを食べ、立ち話で島のことを教えてもらった。
次は結婚したら来ますね、でもその時は死んでるよ。
みたいな話を最後にかたえ荘を去る。
ありがとう、かたえばあちゃん。
海士町の朝は清々しい。
かたえばあちゃんの朝メシを食べ、立ち話で島のことを教えてもらった。


次は結婚したら来ますね、でもその時は死んでるよ。
みたいな話を最後にかたえ荘を去る。
ありがとう、かたえばあちゃん。


フェリーで向かうは3つ目の島、西ノ島へ。
まずは本日の宿「みつけ島荘」へ・・・と思っていたが、急遽予定変更。
大きな荷物を抱えたまま、ツアーバスへ駆け込む。
残念ながら、隠岐は観光客で賑わうレベルまでいかないので、こういうバス1本逃すと1日の予定が大きく狂う。
ここ西ノ島最大の観光スポットである国賀海岸を目指すことに。
山をかき分け、着いた先は展望台。
国賀海岸が少し遠くから見下ろせる。まさに絶景。

断崖絶壁に放牧された牛と馬たち。

カメラ目線バッチリの馬もいれば、

完全にオレ流を貫くマイペースな馬もいた(笑)

ちなみにこんな感じで普通に道にいますからね、彼ら。

バスが走ること数十分。次は摩天崖と呼ばれるところへ。
ここが凄かった。
まずこんな入口に通され、後はご自由に進んで下さい。
一番奥(下写真でいう左奥)まで行けばいわゆる摩天崖が見れますとのこと。

しかし見えるだろうか、多くの猛者たちがその道を阻もうとするのが。笑
大量の牛と馬、そして彼らから放出されたであろうフンで飾られた緑とも茶色ともいえるカーペットを進むことになるのだが、こうなると誰が先陣を切るのかという由々しき問題が発生してくる。
不運にも子馬が暴れ出し、それを追う親馬。それを横目にいかつい牛がにらみをきかせている。
そして何よりも恐怖をそそるのは、その道の先に誰も人がいないことだ。
我々は摩天崖へ続く道へ足を踏み入れることができないでいた。
・・・さて、ここでそのツアーバスに乗っていたメンバーを紹介しよう。
・私(絶賛一人旅中)
・親子(多分娘ラブな母&やたらとテンションの高い小娘)
・カップル(爽やかを絵に描いた彼氏&そこまでかわいくはないが類まれなる性格の良さと雰囲気で結構モテてしまう、それでいて女子グループでも忌み嫌われない彼女)
親子はひたすらに怖がりきゃーきゃー悲鳴を上げている。
カップルは静かに何かを話している。
さあ誰が行く?
私が行こう(笑)
離島一人旅=ワイルド
みたいな先入観がその場を支配し、私は威風堂々大きく右足を一歩した。
(続)

一人旅 ブログランキングへ 応援よろしくお願いします。