京都の夏 | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

今年の夏の思い出と言えば、隠岐諸島への離島一人旅なわけですが、何もフラフラと地元を見限ったわけではなく、きちんと京都の祭にも参戦しておりました。

これまた素敵な夏の思い出です。


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7月15日(日)


主役である鉾を差し置いて屋台に夢中な多くの人。

足を踏み踏まれ状態の人の多さ。

そんなのにゲンナリする僕は祇園祭が嫌いです。

ただ、今年は関東で大活躍中のバイト同期が帰ってきて声をかけてくれたので喜んで行きました。

かれこれ数年ぶりの祇園祭。

男2人女1人という、まるで美女を奪い合うかのようなパーティー構成(笑)

滝のように吹き出る汗を京都大作戦タオルで拭いながら、例に漏れず烏丸通りを練り歩く。

時をしばらくしてスペインバルで飲み食い交わす。

彼ら彼女たちの前では素の自分を存分に出せるので自分にとってはすごく貴重な時間、貴重な関係です。

ただ、この日は素を出しすぎたので、面倒くさい奴だなと思われていることは自覚していますww



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7月27日(金)


おそらく京都以外の方には親しみがないかもしれないが、京都は下鴨神社にて「みたらし祭」というものが毎年催されています。

みたらし団子の発祥の地と言われているのは何を隠そうココ下鴨です。

世界遺産であり、僕の通学路でもあった糺の森に屋台が並び、奥にそびえる御手洗の池に足をつける。

すごいのかすごくないのかよくわからない祭ですが、焼きたてのみたらし団子を味わえるだけでもアイデンティティのある祭です。

実はみたらし祭には来るのは高校時代以来ですごく懐かしかったです。

祇園祭しかり、みたらし祭しかり、ちょうど大学の試験期間中なので行くことができなかった。

思わぬ青春を取り戻せて嬉しい。


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小さい子供から割と年老いた人まで一様に御手洗の池に足をつけます。

足をつけると言っても、膝下ぐらいまであるのでサンダル系の履物で行くべしです。

そして何よりここの水が恐ろしいほど冷たい。

裏で氷で冷やしているのかと思うほど冷たい。

ホント、どうなってるんですか?笑

とりあえず夏にはもってこいの風物詩です。

入口でローソクを手に取り、途中に設置されている火を借りて池の端にある台に立てかける。

この足つけ神事では無病息災を祈ります。


大きな祭ではないですが、京都らしさを十分に感じられる素敵な夏の風物詩です。

焼きたてのみたらし団子も激ウマです。


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