競馬2012上半期プレイバック | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

2012年、上半期が終わりました。

既に夏競馬真っ最中ですが、ここらで上半期を簡単に振り返ってみたいと思います。

総括するならば、

“オルフェーヴルという怪物に振り回され、その影に隠れてやはり競馬はブラッドスポーツであることを明確に示してくれたほどにディープ産駒の活躍が目立った半年間”

といったとこでしょうか?

まぁこれが僕の本音です。

あとは一番人気がよく飛んだり、降級馬が全然走らなかったり・・・

と、細かい話ですが、馬券的には結構困ります。。。

この記事を書くにあたって、恐る恐るネットバンクの取引明細をエクセルに落として集計してたんですが、1月から毎月9000円JRAに寄付していることが判明いたしましたww

ちょいちょいと手を出し足を出している地方競馬、こちらはプラスと思いきや微妙にマイナスでした。

どうにもこうにもいきませんな~


【1月】

年明け早々に金杯でアスカトップレディという穴馬をずばり指名したのに馬券は当たらず。
しかしアスカトップレディを推しまくったため、パイセンが馬券を的中させた。少しの恩を売ったw
AJJではルーラシップの快勝。やはりこの馬は強くて魅力的である。


【2月】

きさらぎ賞はワールドエースの勝利。終わってみれば1~3着は全てディープ産駒。
このあたりから武豊が盛り返してきた。
そしてキタサンアミーゴの予後不良にはショックを隠し切れない。長く差す脚に魅了されました。
今年初のGⅠフェブラリーではトランセンド敗れ、ダート戦線はまたまた戦乱の世へ。


【3月】

弥生賞、今年初の万馬券。トリップ・アーデント軸で穴のコスモオオゾラが来てくれた。
忘れもしない阪神大賞典、オルフェーヴルの逸走。3コーナーで走るのをやめてからの4コーナーの追い上げ。ギュスターヴには敗れたものの、あそこから2着にもってくるなんて怪物以外の何者でもない。
これがオルフェーヴルの弱さであり、強さでもある。こんな競馬、数十年に1度観れるかどうか。
日経賞でのネコパンチの大逃げはフロックだとしても、高松宮記念でのカレンチャンは本物だった。


【4月】

ショウナンマイティ、フェデラリストあたりが強い。が、なぜかあまり魅力を感じない(笑)
桜花賞はジェンティルドンナ、ジョワドヴィーヴル敗れたり。やはりシンザンで牡馬を負かしてるだけのことはある。
皐月賞はゴールドシップがワールドエースを撃破。
読売マイラーズはシルポートの大逃げで3連複GET。
天春はオルフェーヴルに注目が集まるものの、掲示板にすら載らない。
結果はビートブラックの大逃げ勝ち。今年は大逃げを追わずそのままというケースが多い。


【5月】


プリンシパルSで3連単、万馬券的中。3連単の万馬券は気持ちが良い。
ヴィクトリアでホエールキャプチャが念願のGⅠホースへ。芦毛の物語はいつでも感動的。
3歳牝馬ではオークスでジェンティルドンナが2冠獲得。樫で5馬身差はえぐい・・・。
ダービーは岩田がディープブリランテを勝利に導いた。
38歳の岩田が泣く。それを見て私も泣く。それこそがダービー。
本命視されていたゴールドシップもワールドエースも馬券絡まず。


【6月】

宝塚は近年稀に見るほどの好メンバーが揃うも結果はオルフェーヴルの復活劇。
2着には海外でも実績を残して帰ってきたルーラシップ。
強い馬ががっちりと上半期を締めくくってくれました。




【オルフェーヴルという名の怪物】

阪神大賞典でのオルフェーヴルの逸走は歴史的に語られるレースとなるだろう。
手に負えないけれど、やっぱり強い。
そんな印象を強烈に与えた怪物は次走の天春で凡退し、宝塚記念を勝ち取った。
競馬ファンのみならず、ジョッキーや調教師、いやいや競馬界まるごと振り回された。
最後の最後は勝ってくれたのはこれからの競馬界にとって非常に意味があること。


【3歳牡馬&牝馬戦線】

3歳牡馬 ディープブリランテ>ゴールドシップ>ワールドエース
3歳牝馬 ジェンティルドンナ>ヴィルシーナ>ジョワドヴィーヴル

ざっくりまとめるとこんな感じになるのではないか。
(ジョワドヴィーヴルを入れたのは少しの情があるが。笑)
牡馬路線はそう大差はないはずで、おそらく今後もこの3頭が切磋琢磨していくのだろう。
牝馬路線はジェンティルドンナが抜けている。牡馬相手でも通用するのはこの馬ぐらいのもの。
秋華賞もとって3冠馬となるのはまず間違いない。

そしてこの6頭の内、ゴールドシップ以外がディープ産駒。血は恐ろしい。


【古馬路線】


やはりオルフェーヴル。次にルーラシップ。
他は中途半端に強い馬がゴロゴロしていて、今年度末ぐらいにはそこら辺の順列が明確になってくる。


【ダート路線】

トランセンド、エスポあたりが全盛期というのはもう過去の話。
スマートファルコンは中央には出てこずに引退しそうだし、これからは上がり馬の時代。



【観戦記書けず】

今年は一度も競馬場へ足を運んでいない。
ゆえに、身体の底から湧き出る感動を経験できなかったのは残念。
秋のGⅠには必ず、そしてあわよくば地方競馬にも赴きたい。


【ジョッキー】

群雄割拠、というには少し無理があるが、特に飛び抜けているジョッキーがいなかった。
武豊の復活も時期尚早に終わり、福永・池添はパッとしないし、四位なんかはしばらく顔すら見ていない。
一時はダート短距離ではよく穴をあけてくれていた国分兄弟もハンデを失ってからは掲示板に顔を出さなくなった。
調子の良い浜中もまだまだ一流というには少し甘い。
と、なればやはり外国人ジョッキーか岩田を買えということになり、少し寂しい。


【地方競馬】

今年は地方競馬に意欲的。
少額で程良いおこづかいを狙っている。
下半期は収支プラスが最低目標。