レビュー17 | Looking Back , Moving Forward

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

かもめ食堂 [DVD]/小林聡美,片桐はいり,もたいまさこ
¥5,040
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★★★☆

映像で見ることを激しく推します。
大学生の時に小説で読んでしっくりこなかったんですが、映像で開花です。
フィンランドで日本人が食堂を開く話なんですが、
日常の顔した非日常感が堪らないです。
小林聡美ともたいまさこのコンビもここで開花です。

めがね(3枚組) [DVD]/小林聡美
¥5,040
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★★★★☆


いやーすごくすごく緩い映画。かもめ食堂と同じキャストです。

これといったストーリーや感動があるわけではない。

そこにあるのはゆっくりと流れる時間、たそがれ、メルシー体操ぐらいのもの。


たそがれたい人は是非是非、夏の夕暮れ部屋を暗くしてご鑑賞あれ。

ちなみに劇中に登場する、茹で海老とかき氷はどうにかしていつか食べてみたい(笑)

そしていつか舞台となった与論島にも足を運びたい。


プール [DVD]/小林聡美,加瀬亮,伽奈
¥5,040
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★★★

はい、小林聡美×もたいまさこ第3弾。

今度の舞台はタイ。キャッチフレーズは、「理由なんて、愛ひとつで十分だ。」

相変わらずのストーリーの無さは言うまでもないですが、

こういう映画って雰囲気が全てじゃないですか。

そういう点ではかもめ食堂やめがねにはだいぶ見劣りしてました。

小林聡美がプールサイドで弾き語るシーンは当分忘れられそうにないです。


パリ20区、僕たちのクラス [DVD]/フランソワ・ベゴドー,ラシェル・レグリエ,エスメラルダ・ウエルタニ
¥5,040
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★★★★

これは映画なのか?と、思ってしまう作品。
教師フランソワと24人の生徒たちを描くドキュメンタリー調の学園映画。
いわゆる金八先生やごくせんとは違ってすごく生々しいです。
決してサクセスストーリーではないし、この先生すごい!とかでもなく、ひたすらリアルな描写の連続です。
ただ、そのどれもが学校現場の本質を突いている気がしてならないのです。
日本と海外の教育の違いなんかもわかって興味深いです。
こういう作品がカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたというのは驚きました。
異端の名作。

SPACE BATTLESHIP ヤマト スタンダード・エディション 【DVD】/木村拓哉,黒木メイサ
¥2,625
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★★★☆


思いっきり宣伝してたわりには評判がイマイチだったヤマトですが、僕は好きでした。

戦闘シーンの迫力にはTV越しでさえ驚かされたし、ストーリーがベタなのはこの手の映画は仕方ないと思うんですよね。

ヤマトに関する予備知識なしに楽しめますし、むしろ詳しい人は見ない方がいいのかもしれないです。

あとメイサが女子女子していたのにちょっと引きましたw



UDON スタンダード・エディション [DVD]/ユースケ・サンタマリア,小西真奈美,トータス松本
¥3,990
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★★★


GWの四国旅行に向けてテンションを最高潮にもっていくために見ました。

そもそもこんだけうどん好きなのに見てなかったこと自体が恥ずべきでした(笑)

よりUDONが好きになること請け負います。

こういう役はユースケ合いますねー


チルドレン [DVD]/坂口憲二,大森南朋,小西真奈美
¥4,935
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チルドレン (講談社文庫)/伊坂 幸太郎
¥620
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★★★★

ほぼ同じ時期に観て読みました。
小説に関しては、すごくうまく書かれている伊坂さんっぽい短篇集。
あの連鎖感と登場人物の魅力といったら彼の右に出る作家はいないと思う。
個人的に一番好きなのは居酒屋での少年犯罪について口論になるところ。
俺たちは奇跡を起こすんだ、と。

で、映画版は更に良かった。
伊坂作品が映画化される時には大抵批判が多いんですが、これに関しては文句ない。
話がうまいことミックスされてることに違和感はなかったし、むしろうまいと思った。
何より大森南朋が演じた陣内が良かったのかもしれない。
小説がちょっととっつきにくい人は映画⇒小説をオススメします。

ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK/後藤 正文
¥1,260
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★★★★

アジカンのボーカルごっちこと後藤正文が綴るエッセイ集。
「あ」から「ん」までの頭文字ごとにコラムが書かれています。
洋楽や邦ロックが好きな自分としてはテンションの上がるバンド名が随所に出てくるので終始ニヤニヤですw