サラリーマンにイエスマンが増える理由 | Looking Back , Moving Forward

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前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

理由は簡単です。

楽だからでしょう。


敢えて上司に歯向かうメリットがどう考えてもないからです。

知識、経験、能力的にも反論するには圧倒的に不利。

そこに日本特有の年功序列的な壁も拍車をかけてきます。

仮に自分の意見が通ったところで、
「じゃあ◯△さんやってね」、というオチになる。

成長だとかそういう長期的な視点に立てばメリットもあるけど、
とりあえずはそんなこと考えてる余裕がない人が大半。

つまり、損得意識を捨てない限りイエスマンは卒業できない。


ちなみに無知は僕は単純にサラリーマンが上司に媚び売ってるだけやとずっと思ってました。
小さい頃からついこの間まで。

自分がその立場になっても絶対にそーはならんぞ!と腹をくくってました。

が、実際働き出すとその実態に納得がいってしまいました。


入社当初は反論するにも知識も経験も全くないわけですが、

ある程度経験積むと疑問なり反感なりが生まれてきます。

もちろん、上述したようにだからと言って反論は簡単にはいかない。

だから僕も何か納得できなくてもイエスマンになります。

なんてしょーむなくダサい日記は書くつもりは当然なく、

どーにかいかんもんかなと。

そんなシーンが何度もあったんですが、これはもう徹底した理論武装しかないと今の時点は思ってます。

自分の中で徹底的に筋を通す。根拠をセットさせる。それをうまく説明する。

もちろん上司とある程度の人間関係が築けていることは前提条件やし、
ハナから部下の意見なんかに耳を貸さない上司には通じひんことかもしれんけど、
まぁそんなんが仮に無くても誰かは耳なり手なりを貸してくれるんちゃうかな。


自分がその立場だからってこともありますが、
若手社員はどんどん忌憚なき意見を職場で述べていくべきだと考えてます。
むしろ、それが一番の仕事じゃないかとすら思ってます。

まだ染まってない若手にしか生み出せない新しい風がたくさんあるはず。
それが出来てない会社はこれからの厳しい社会情勢の中で生き残れない。


確かに新入社員の頃なんかは、モノを言うのが何となく億劫だし、
もちろん謙虚さも大事なんだろーけど、それで終わってるようじゃ絶対つまらん。

もう言うてる間にうちの部署にも後輩が入ってくるはず。
そんな時にカッコイイ先輩でいたいじゃないですか。
え?そんな理由?と思われるかもしれんけど、
それでいいじゃないですか。

自分の中の「カッコイイ」を求めることは悪いことじゃない。
上司にキチンと意見が言える人を僕はカッコイイと思います。
だからそのカッコイイを目指すだけ。


なんの話かよくわからなくなりましたが(笑)、
忙しいながらもそんなことを考えて日々働いていますということです。