ここ数週間の新聞のメイントピックスは普天間移設問題と口蹄疫。
あとよく見かけるのは北朝鮮が韓国の船を攻撃して沈没させたっていう事件。こっちはとりあえず日本には直接関わりがなかったのでそこまでドでかい扱いはないけどコンスタントに掲載がある。
口蹄疫に関しては国の対応が遅い。これに尽きます。
同情とかそういう感情は別にして国の危機管理能力の低さがもろ露呈している。
さて今回取り上げたいのは普天間移設問題と北朝鮮の問題。
一見関係のなさそうで実はあるのかなーと。
中国の李大統領は「日本の(米軍)基地の果たす役割は非常に重要だ」と述べています。
この言葉は実に深い。
別に良い意味で深いわけでも悪い意味でもない。
移設地が辺野古になり、それを日米間では明記して国内では明記しなかったとかそれ関連で福島瑞穂を罷免したとかはあまり関心がない。特に後者2つは本当に煩わしいぐらいに幼稚すぎる。
沖縄の人のことを考えれば米軍基地が未だその地にあることは耐えられぬことかもしれないし、そこには同情(という言葉が正しいかどうかわからないが)するし、基本的になくなることを望んでいる。
しかし一方で、米軍基地があるという事実もまた日本を守っていると思う。
実際に北朝鮮が日本に攻めこんできたら・・・・と想像すれば日本の力だけで対抗できるとはとても思えない。
基地の存在が抑止力になっている部分はあるだろうし、そこを考えれば基地をなくしたり国外に移したりするのは検討違いなのかもしれない。
いずれにせよ難しい問題である。
今の現状としては地元住民と米軍基地との関係をきちんと調整し、直接的な危害が及ばないようにすること。これがまず一次的な対策法であろう。