昨日の家族介護者教室では、講演終了後の懇談会にも参加させていただき、普段介護をしている方の悩みなどをほんの少しの時間ですが聞くことができました。介護はストレスも多いので、同じ悩みを共有できる場があることの大切さを改めて実感しました。このような場のひとつの媒介として笑いの力をぜひ生かしていただきたいと思います。
笑いを増やすにはどうしたらよいかも聞かれました。笑いを増やすというと、お笑い番組を見たりすることをイメージする方も多いかと思いますが、僕はお笑いなどのコメディの笑いよりも、さりげなく出る笑顔の方が大切だと思っています。
例えば、人と話をしてみるとか、趣味に打ち込んでみるとか、そういう何気ない時間をちょっと持ってみることは非常に良いことです。また、一日にあったよかったことを記録するなど、ポジティブなことにフォーカスを当てることによって、精神的にゆとりができるのでこれもおすすめです。
笑いといっても難しいことではなく、ちょっとした習慣で十分だということをこれからも多くの方に伝えていきたいと思います。