【人を楽しませる心理学】重要なのはラポール | 京都の大道芸人・笑いと健康講演講師 たっきゅうさんの新公式ブログ「芸人魂背負ってます」

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京都を中心に全国で活動中の大道芸人であり、笑いと健康に関する講演講師でもある「たっきゅうさん」の公式ブログです。

笑いを通じて、人と人との繋がりを実感し、
QOLの向上をはかることをモットーに、
介護施設や小児病棟を訪問しています。

今回初の試みとして、人を楽しませるための心理学について投稿してみようかと思います。

第1回目は、ラポールについてです。

人を笑わせようともの凄い捻りの効いた面白い話をしたにも関わらず、相手に全く受けない。その一方で、別の人は大したこと言っていないのにいつも大ウケである。こんな経験をしたことがあると思います。

では、ウケるウケないを決める最も重要な要素は何か?それは、話し手と聞き手の間にラポールが構築されているか否かだと僕は考えてます。

ラポールというのは、もとは医療用語で相互の信頼関係のことを意味します。聞き手はじっくり聞いてくれると話し手が感じており、逆に話し手は面白いことを言ってくれると聞き手が感じている、この双方向の信頼感があると、楽しいスピーチやプレゼンを行うことが可能になります。

だから、確実にウケるプレゼンをしたいなら、言い回しを工夫するよりラポールを構築するのが大切です。僕も大道芸をするときに、一時期捻った言い回しをすればウケると考えていましたが、観客の気持ちを察知してラポールを構築することを心がけるようになったら、以前よりも何倍もウケるようになりました。

ラポールを構築するテクニックは色々ありますが、それは日を改めて投稿します。