愛知県、豊田市にある猿投神社に行ってきました。

猿投神社は豊田市の中では格式高く「三河国の三の宮」になります。

ちなみに三河の一の宮は砥鹿神社、二の宮は知立神社です。

 

ご祭神は大碓の命(ヤマトタケルの双子の兄)になります。


この神社の絵馬は左鎌になります、大碓の命が左利きで、この地を鎌で開拓したとのいわれがあり

左鎌を奉納します、地物との企業が大きな鎌の形をした絵馬?も奉納されています

 

登山道はこの神社の横を抜けていくとあります、人気のある山なので駐車場はすぐにいっぱいになるので、

今回は第2駐車場に止めています。

休日だとここもいっぱいになってしまうことがあります。

 

猿投山はルートがたくさんあり、時間やレベルに合わせて登れるところが良いです。

 

登山道はしばらく舗装路を進みます、途中にトロミル水車があります

御門杉まで来ると本格的な登山道が始まります

 

しばらく進むと東の宮があります。

鳥居から進む先に東の宮があります、猿投神社の奥宮で、東の宮、西の宮があります。

東の宮を越えて頂上を目指します、途中でカエル岩があります。ゲコッ

誰が目とか書いてるんだろう??

 

カエル岩を越えると頂上です、休憩所のもうけられており、

ベンチもたくさんあります。

但し風が強いときは頂上少し下の休憩所で休憩している方が多いです、

冬は寒いので風よけのできる少し下の休憩所のほうが良いです。

 

 

頂上を下り今度は西ノ宮に向かうルートに行きます、東の宮の少し下を右に行きます

ここからは道が少し崩落しており、危険なところもあります

西ノ宮に向かう途中に御船岩と呼ばれる岩があります。

真ん中でぱっくり割れています。

剣豪が一刀したようです・・・。

ここはポケスポットとなっており、穴場ですがポケモンを入れた後にすぐに帰ってくると

へこみます。

 

さらに進むと大碓の命の陵墓があります、写真は逆になっていますが

このルートだと一番最初に大碓の命の陵墓があります。

宮内庁の指定の陵墓となっています。

 

大碓の命は一説には親の天皇の妃候補に手を出したとのことで、弟の小碓の命(ヤマトタケル)

に殺されたことにもなっていますが、美濃の地を治めていて、猿投山に登ったときに蛇に噛まれて

死亡したとの説もあります。

そしてここに葬られているとのことです、この近くには噛まれた個所を洗ったという血洗いの滝もあります。

西ノ宮よりさらに西に向かうと七滝のルートもありますが、今回は行きの道に戻ります。

 

途中展望台があります、ここからの眺めが一番良いです。

 

入り口まで戻って、今回の登山とお参り終了です。

往復3時間と少し、ルートによってはバラエティに富んだ道もあり、本格登山の練習にもなります、

トレイランをしている方も多く見えます。

 

この猿投神社には、鎌倉時代の大鎧が奉納されていました、日本の最古級の鎧のため

現在は国立博物館にもっていかれたそうですが、複製は豊田市の郷土資料館で見られます。

猿投山、猿投神社は行きやすく歴史のある神社と山です、どちらもおススメです。

まもなく新年、来年も何回か登ることになりそうです。