晩秋の時、奈良の大神神社に行ってきました。
今年の春から計画していましたが、コロナやコロナの影響による、登拝の中止があり、
やっと行けることになりました。
三輪山についたのは、午前10時前。コロナの影響も少なくなり参拝のかたも
そこそこおられました。
駐車場の空き状況もわからなかったので一番手前の大きな鳥居のところに駐車しました。
無料駐車場でこの奥に進んでも駐車場はありますが、奥のほうから埋まっていくので
少し歩くことになりますが、それほど距離は離れていません。
先ずは大神神社にお参りをして、三輪山の登拝口のある狭井神社に向かいます、
狭井神社には御神水を飲むところがありますが、現在コロナの影響で立ち入り禁止になっていますが別の場所で紙コップで飲むことができるようになっています。
狭井神社の登拝受付にて受付をして登拝案内図をいただきます。
今回初の登拝なので、入山前に説明を受けます。
その後入山口より入ります。・・・
詳細については、ご自身でご体験ください!
三輪山は聖地とされ写真やスケッチ等は禁止されています。
登り下りで約2~3時間くらいで、滑りやすいところもあるので靴はトレッキングシューズが
あれば使用されるとよいと思います。
大神神社は日本最古級の神社で、近くには天皇陵や纏向遺跡、箸墓古墳など点在し古事記、日本書紀などに登場し
いろいろな物語が載っています。
きっと大和政権黎明期に大きくかかわっていることは間違いありません。
そんな雰囲気を感じることができる場所でした。
箸墓古墳も立ち寄りました、邪馬台国の卑弥呼との墓ともいわれていますが、この謎が解けるのはいつになるのか?
公式には倭迹迹日百襲姫命のお墓といわれています。
古事記や日本書紀、三国志 魏書などの文献からの推測はともかくとして、ここ桜井の地で各地の土器が集まった
中央集権ができたのは事実なので、その前の時代とどのような関係があるのかが気になるところです。
その後近くにある崇神天皇陵に行きました。
第10代崇神天皇は実在した、最初の天皇ともいわれています、もちろん大神神社とも深い関係があります。
名前に神の付く天皇は特別な存在とも言われています
崇神天皇陵の道の向かいを少し歩くと黒塚古墳があります、ここは3世紀後半の前方後円墳で三角縁神獣鏡が33面発見されています、
もう1種類の鏡画文帯神獣鏡がありますが、こちらは棺の中に入れられ三角縁神獣鏡は棺外だったというところも興味深いです。
近くに資料館があり、古墳の内部の再現が詳しく見られます。
こちらの資料館は無料で見られますよ
最後に少し離れていますが橿原考古学研究所付属博物館に行きました、奈良といえば弥生、古墳、奈良時代と思っていましたが、
旧石器、縄文時代の遺跡も多く非常に面白かったです、巨大な円筒埴輪もあり、その迫力に圧倒されるとともにこんなのも作る技術があることにびっくりしました。
三輪山に登拝したのであまり他は回れませんでしたが、唐古・鍵遺跡をはじめ神武天皇陵や橿原神宮、談山神社、聖林寺、吉野など見どころはたくさんありますので、またゆっくりと回りたいです。