SBXJrの桃野慎也がコンチネンタルカップで優勝!
ワールドカップ参戦への大きな一歩を踏み出す。


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ワールドクラスの大会で優勝した桃野慎也選手



8月6-7日、オーストラリアのマウントホッサムでSBXのANC(オーストラリア・ニュージーランドコンチネンタルカップ)が開催され、日本より参戦した桃野慎也(北翔大学)が大会1日目3位、そして2日目は1位となりました。

コースは不規則なキャメルが2つ含まれたスタートからの9つの深いロール、その後ハイスピードで直線的なキッカーとロール、ハイスピードのまま左に90度曲がるファーストバンク、細かい4つのウェーブ、3連バンク、最後は左側のGSターンと、予選タイムが55~60秒とワールドカップよりは少しショートであったものの、逆に接触のリスクの高いテクニカルなコースでした。

大会1日目、予選を2位で通過した桃野は、決勝1回戦をスタートからトップでそのまま1位通過。続くセミファイナル、スタートでアレックス・プリン(オーストラリア/昨シーズンワールドカップ総合1位)に前に出られましたが、ロールで追いつきファーストキッカーまで横並び、その後少し前に出られたため後ろについてそのまま2位にて通過。そしてファイナル、スタートは4人横並びで直後からの9連ウェーブでトップに。しかしファーストバンクでアウトから入ったところ、2番手の選手がインからアウトにあふれ出てきて接触し、クラッシュ。結果3位となりました。

大会2日目、この日も予選を2位通過し、決勝1回戦とセミファイナルは前日と同様に1位、そしてプリンについての2位通過。ファイナルはスタートで4人横並び、ロールで1回トップに躍り出ましたが、予選1位のキャメロン・ボルトン(オーストラリア)に抜かれて中盤までは2位。各選手ノーズとテールが近々に詰まるほどのデッドヒートで、桃野がそのままトップにびったりとついて行ったところ、ラストゴール前の荒れているヒールサイドコーナーでボルトンが転倒。それをかわしての優勝となりました。

桃野はその潜在能力を買われて昨年の世界選手権大会で代表選手に大抜擢されましたが、その初のシニアのワールドクラス大会では、極度の緊張で自分の力を発揮するまでに時間をかけてしまったという苦い経験がありました。今回のコンチネンタルカップはレベルとしては決して層の厚い大会ではありませんでしたが、昨年度世界一のプリンを予選タイムでビハインドにつけたこと、そしてその彼と決勝ヒートを戦い勝利したことが、自分の可能性を信じて自信を持って世界で戦っていくという、大きな意識づけにおいての成果があったと考えます。

そして何より、ワールドカップ出場に必要な十分なFISポイントを獲得できたことが一番大きな収穫です。「MOMONOのレース運びとその才能に感銘を受けた」というプリンにも「要注意人物」としての印象を植えつけた桃野には、来るワールドカップシーズンでの活躍を目指して、2週間後に行われるニュージーランドでの次のレースにも挑戦心を持って挑んで欲しいと思います。


【大会1日目結果】 1位 MAHANEY Chris [USA] 1:01.44
2位 BOLTON Cam [AUS] 1:00.47
3位 MOMONO Shinya [JPN] 1:00.86
4位 PULLIN Alex [AUS] 1:00.92


【大会2日目結果】 1位 MOMONO Shinya [JPN] 56.32
2位 PULLIN Alex [AUS] 56.47
3位 PERLE Michael [USA] 56.50
4位 BOLTON Cam [AUS] 55.46
※数字は予選タイム



報告:ヘッドコーチ 上島しのぶ




 

スノーボードクロスのジュニアナショナルチームより

ANCで優勝者が出ました!


すごい快挙ですね。


 瀧澤レーシング及びスキークロスジュニアナショナルチームも12日より成田を出発し同じオーストラリアのマウントホッサム で8月21-22日に行われるANC(オーストラリア・ニュージーランドコンチネンタルカップ)に参戦します。


 今回、瀧澤レーシングから、瀧澤宏臣選手、日置千耶子選手、萩生田博之選手(SXJrB)、竹中葉月選手(SXJrB)が参戦予定としています。


 スキーとスノーボーとの違いはあるものの、同じクロスを行う選手の活躍は嬉しい事ですし、ぜひこの活躍に続いて欲しいですね!


 今回、初参戦の萩生田選手、竹中選手の両名も開催日までの雪上練習で十分調整し、若さ溢れる滑りで戦って欲しいと思います!


今回参戦する瀧澤コーチ(選手)を筆頭にワールド

カップへつながるようこの大会での活躍を応援しましょう!


ぜひとも皆さん、ご声援を!



頑張れ!瀧澤レーシング!