こんにちは。

なぎさですにっこり

ご訪問ありがとうございます



凸凹ファミリーの通院、療育の記録と日常の出来事を書いています。



まずは自己紹介↓


よろしくお願いします飛び出すハート





わたしは歩けないわけではありませんが

心臓の負担を減らす為

長時間歩いたりしなければならないときは

商業施設などで車椅子を借りることがあります。


いつもいつも車椅子で移動しているわけではなく

普段は歩いているので

車椅子を利用する頻度は少ないし、


心筋梗塞を起こしてからまだ5年弱

車いす歴もまだまだ短いです。


だからあまり

嫌な目にあったことはないのですが、


この間初めてモヤることがありました。



前提としてその人は

「善意」で声かけしてくれたのは周知のことです。


「大変ですね」


わたしのことを数秒見てそう言ってくれました。


普段はヘルプマークは付けているけど


息子と手を繋いで普通に歩いているので


そんなに不自由な人とは認識されてないと

感じるのですが


たまたまそのときは

車椅子に乗っていたので

誰から見ても

「不自由な人」でした。


「ありがとうございます」

と思わず口にしましたが、

後からなんだかモヤモヤしてきました。


確かに大変です。

理由があって車椅子に乗っています。


こうやって家族3人で

普通に出かけられるようになるまで

色々なことがありました。


「大変」でした。




わたしも夫も息子も

今まであまり抵抗なく車椅子を使っていました。


疲れてしまって

楽しい時間が台無しになるくらいなら

無理せずに車椅子を使った方が

みんながハッピーだから。


それくらいの気持ちで借りていました。


でもふと、

もしかして周りから見たら

「とてもかわいそうな家族」に見えるのかな?

と思ってしまいました。


もちろん私みたいにたまに車椅子使うよーって人や

家族に車椅子利用者がいるよーとか

見慣れてる方は何とも思わないと思います。


むしろ便利だなーって思うくらいでニコニコ


でもやっぱり車椅子ユーザーって少数派だし

ぱっと見で「不自由」がわかりますよね。


自分が車椅子を使うようになる前は

どうだったっけ?


車椅子の人を見てどう思ってたんだろ?


「かわいそう」とは思わなかったかもしれないけど

「大変そう」とは思ったかも。


何かできることはあるかな?とか

思ったかも。


それは自分が何も「不自由」なことが

なかったから。


立場が変わらないと

わからないこともあるんですね。


わたしは「不自由」なこともたくさんあるけど

いろいろ試行錯誤して

おでかけしたり


夫、息子と過ごしています。


心臓病になってからはじまった

家族生活なので


この状態が私たちの

「普通」なんですよね。


たらればの世界で

もし、心臓病になってなかっ「たら」

など

想像することはあっても


その自分や家族って

存在してないわけで。


もっと息子と2人でお出かけとかできてたかな?

スノーボード3人でやってたかな?


思うことはあるけど


今でも十分幸せおねがい

と思うこともあるキラキラ






わたしなんかはまだ

新参者で 


ずっと車椅子生活をされている方や

車椅子がないと生活ができない方から見たら


まだまだ何もわかってないかもしれませんが、


そんな出来事がありました。




わたしの心臓病や

息子、夫の発達障害をとおして見て


どんな人にも

「普通」と変わらず接するのが

いちばんいいのかなーと思ったりします。







後日、このモヤモヤした気持ちを

夫に打ち明けてみました。

(夫もその現場にいたので)


夫「でもそれはその人の優しさやで」


びっくり

うん。そうだね。

わたしはあーだこーだ考えて

モヤモヤして。


善意というのはわかってるだの

あーだこーだあーだこーだ。


「優しさ」やで。


そう、やさしさ。


その夫のシンプルな答えで

わたしは一体何をモヤモヤしてたんだろう、と


スッキリしたのでしたキラキラ


ときどきこうやって

夫の言葉で救われることがあります。不思議。




「大変ですね」


そのやさしさに


「ありがとうございます」


めちゃシンプルー音符