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まずは自己紹介↓

 


息子を出産したときから心筋梗塞を起こして入院した時まで振り返って書いていきます。


少し長くなりますが、良かったらお付き合いください。



クローバークローバークローバークローバークローバークローバー





41歳。あと1ヶ月で42歳というときに

わたしは長男を出産しました。


結婚して11年。

不妊治療とまではいきませんでしたが、

妊活は続けていたもののなかなか妊娠にはいたりませんでした。

結婚したら自然に子供を授かると思っていた世間知らずのわたし。

結婚したときすでに30歳。

周りは結婚出産ラッシュ。

友達の妊娠報告に喜び半分モヤモヤ半分。

生理が来るたび涙を流していました悲しい

夫に辛く当たることもありました。

夫は「子供がいなくても2人でも楽しいし、幸せだよ」と何度も言ってくれましたが、わたしはあきらめられませんでした。



とうとう40歳を迎え、ここまで妊娠しないのならもう無理なのかも。子供がいなくても夫と2人で楽しく生きていこう!

そう思い、趣味や愛犬とお出かけすることに意識を向け始め、子供がいない人生を描き始めた頃、


授かったのが息子でした。



妊娠する半年ほど前に子宮筋腫が見つかり、手術をしたので、(この手術のおかげで妊娠したのかもしれません)

出産時の子宮破裂を防ぐために出産は予定帝王切開となりました。






手術当日




わたしの両親と夫が来てくれて、手術室の前まで一緒に行きました。

入口で

「じゃ、行ってくるね」

「がんばってね」

手を振ってひとり手術室へ。



説明を受けベッドに横たわります。

背中を丸めて麻酔の注射。

最初だけチクッとした気がします。



麻酔が効いてきたかチューペットのような氷で足やお腹を触られ、

「これ冷たいの感じるかな?」

と聞かれ、冷たいのを感じなくなったところで手術スタート。


部分麻酔なので意識ははっきりしてる中、緊張で少し寒かった記憶があります。


痛みは感じませんが触られてるのは感じます。

あっという間にお腹を切られ、先生が

「おっきいな」

というのが聞こえました。


赤ちゃんは頭も体も予想より少し大きかったようで、

「押して!」

と言う先生。


ついたてがあるのでなにも見えませんが、多分誰かがわたしの上にまたがりお腹を押してるようです。


「出るよ」

ぐいぐい引っ張られる感覚があり、

息子が誕生しました。


「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん」


思ってたより低くてハスキーな産声が聞こえました。


「赤ちゃん綺麗にしますね」

助産師さんが赤ちゃんを抱えた瞬間


「あーーーー!!やられた〜!おしっこかけられた〜〜」


産まれてすぐにおしっこを助産師さんにかけちゃった息子でした💦

(その説はすいませんでした)



その後きれいにしてもらった息子はわたしの元へ。


赤紫色の肌でハスキーボイスで泣く息子。


「はじめましてよろしくね」


近くで見ると手がとても大きく見えて、


「大きな手だね」

と思わず言いました。


息子はそのままエレベーターで夫の待つ階へ。


わたしは縫合やら処置をしてもらい、


「少し眠りますか?」

と言われたので

「はい」

と返事をし、ウトウトする薬を入れてもらって少し眠りました。








「移動しますねー」

看護師さんの声で目が覚め、ストレッチャーで病室まで移動しました。


エレベーターを降りると夫と私の両親が待っていて、

「赤ちゃん見た?」と聞くと

「見たよ」

と言ってました。


わたしは術後で動けないので夫が息子の写真や動画を撮って見せてくれました。

それまであまり産まれたての赤ちゃんを見たことなかった私は、ガッツ石松そっくりの息子を見て「すごいブスだけど大丈夫かな?」と心配になりました。←息子に失礼

それは夫も感じでいたようで←夫もな!

「不思議だね」

「信じられないね」

とは言い合いましたが、

どちらとも「かわいいね」

という言葉がでなかったのを覚えています笑

(今は産まれたての赤ちゃんはみんなガッツ石松や朝青龍みたいな顔してるってわかるし、写真を見たらちゃんとかわいいと思います!)





〉〉〉〉つづきます



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