今日はセカンド・オピニオンを受診しに「がん研有明病院」へ。
 
ぶっちゃけ有明は自宅のある東側からだとアクセスが良くないなぁと感じますショボーン
電車に数駅乗って乗換、また乗換と所要時間の割に乗換回数が多いです電車
んで、そこをショートカットする路線バスもあるんですが、一時間に数本ゲロー
 
さて、いろいろ文句を感じながらも有明駅に到着です。
有明駅近くでは、高層マンションが次々と建てられ、東京オリンピック景気を感じます。
 

病院は駅に近接していて、迷わずに到着。
受付で予約票や紹介状、病院で貰った資料を渡して、待ちます。

ちなみに待合室での呼び出しは貸し出された専用の機器で管理されていて、
受付のモニターを凝視しないでも、バイブと端末のモニタでお知らせしてくれます。
席を離れて、売店にいても分かるので、この機能は便利爆  笑
 
さて、予定より少し遅れてセカンド・オピニオンがスタートビックリマーク

Webで写真を拝見したときは、若干ぶっきらぼうそうなドライな感じがしていましたが(失礼)、
話をしてみたら、非常に丁寧な説明をして下さいました照れ
 
まず、「ここでいう意見は”がん研”としての意見ではなく、
僕の個人的な意見だからね」ということを念押しされました。
 
説明責任の境界の問題かな?キョロキョロ

最初の説明は「癌とは何か、頭頚部癌はどこにできるのか」等々。

印象に残ったことをメモすると、以下の通りですメモ
 
 ・がんは「ツーヒット(2ヒット)」が発生要因といわれ、複数の要因が重なって癌化する。
 ・耳下腺癌は頭蓋骨の外側であるが、
  転移して頭蓋骨の内部に発生すると、治療困難である。
 ・耳下腺への放射線治療は一度のみであり、二度目はできない
 ・前回の耳下腺腫瘍の切除手術は癌を前提にしたものではなく全マージンが少ないし、
  断端は広範囲で陽性と紹介状に書いてある
 ・但し、手術前や術中に癌と分かることは稀であり、顔面麻痺があるから、
  よほどの事でなければ顔面神経の切除はしない。
  また、悪性である確率は10%以下であり、悪性の種類も23種類ある為、
  全てに備えるのは困難である。
 ・その為、手術後の病理検査で癌と分かって追加治療するケースはそれなりにいる。
 ・耳下腺癌はそもそも件数が少なく、治療方針が確立されておらず、過去の実績も乏しい。  (治療して効果があったというのは、治療した人とそうでない人の統計的な差である。)
 ・抗がん剤は放射線治療の感受性を高めるために行うが、
  耳下腺などの腺にはそもそも放射線治療の効果が薄い。
 
がん研の先生からも「今後こう治療すべし」みたいな話を伺うことはできませんでしたが、
自分で判断する際の材料が増えたように感じますニコニコ
 
この後、自宅に帰って、自分なりに情報を整理しながら、
最終回答を決めたいと思います。
 
なお、”がん研”はさすがガンの専門病院だけあって、
情報やスタッフの方々が充実しています。
 
種類ごとのガンについての小冊子や、ガンになったときのメンタル、
家族としての向き合い方を書いたものもあります。
 
また、専門の看護師さんが無料で相談に乗ってくださるので、
セカンド・オピニオンでは聞けなかったことや
漠然とした不安にも丁寧に答えていただけました照れ
 
 
ちなみに今回「セカンド・オピニオン」は医療保険のサービスを使用しました。
 
専用の番号に電話し、証券番号や病名を伝えると、候補となる病院を提示して貰えます。
その中から希望する医療機関を選択し、仲介となる会社を通しながら面談の時間を決め、
セカンド・オピニオンを行う医療機関が決まれば、主治医の先生に紹介状を依頼し、
カルテや病理診断などの情報を貰って、面談当日に持参します。
 
費用ですが、僕の場合はこの医療保険のサービスを使用することで、
紹介状やデータの書出し費用で数千円かかりましたが、
セカンド・オピニオンにかかる数万円は自己負担せずに受診することが出来ましたウインク