漂い浮かぶ ディレイの残骸
瞼の裏へ手紙を残したなら
海辺の天使達は消えて
思いを馳せれば止まない雨

ああ、その日は確かに笑ってた
ああ、軋んだ扉の向こうで

独りで朽ちるスペアを隠したなら
ゆりかご微熱だけ残して
叶わない触れない朝が来るよ

ああ、手のひら零れた月日に
ああ、探した答えが消えても
ああ、その日は確かに笑ってた
ああ、閉ざした扉の向こうで