【岩佐美咲】10年という月日 | たっくんの『人生日々勉強』

美咲ちゃんへの想いを記すには,やはりアメブロが良く似合う。

 

美咲ちゃんは自分の人生に大きな影響を頂いた恩人であるが,

それをお伝えする勇気がないまま何と10年という月日が

流れてしまったのである。

いつか美咲ちゃんと当時を懐かしく温かく振り返る,

そんな日が訪れるのではという希望的観測の果てにである。

 

様々な偶然や出来事が重なり,その日は突然訪れた。

今日である。

温めていた素案を元に昨日1日かけて手紙を書く。

往年の手紙のフォーマットで。

ここ暫く色々な形で気持ちを伝えることを検討していたが,

やはり,美咲ちゃんには手紙が落ち着く。

 

想いを伝える必要などない,そういう考え方もあり,

何度も何年も考えを巡らせた。

それでも,様々な事情によりお伝え出来る機会自体が

永遠に失われることもある筈でその際には取り返しがつかない,

そんな思いから,ここ最近は近いうちにと考えていた。

 

朝はヲタ進行で早朝からとも考えていたが,

もうヲタではない,ゆっくり準備して何かあれば諦める,が勝った。

それでも2時間前には現着,下見。

ヲタでは無いので逆に長時間の拘束には耐えられないことが判明。

朝ゆっくりにして良かった。

 

もう帰ろうか,限界を迎える直前,ステージが始まった。

美咲ちゃん,いつの間にかしっかりとプロの歌手になっていた。

唄も進行もお上手。プロとしての厳しさや意識の大切さを

改めて勉強させて頂きました。

 

恙なくステージは終了。

このまま何も無ければ,手紙は事務所に送ろう,

そう思っておりましたが,CD販売に美咲ちゃんも登場。

列に並んで自分の順を待ちます。

10年ぶりのヲタ活にこちらは何故かとても緊張。

 

美咲ちゃん,最初は気付かなかった感じでしたが,

『生きてたの!?』が認知が戻ってからの最初の一言だったかと。

確かにヲタはヲタで無くなれば他界している訳で,

美咲ちゃんにとっては文字通り死んだ人だったのは仕方ない。

 

そして心配していた通り『当時怖かった』を今日も何度も仰っていたので,

トラウマを残していたと改めて反省。

『変わってないね!』はこちらを気遣って頂いての一言か。

10年の時を本当に一瞬で埋められるならそれでも良いが,

そんな都合の良いことはないと改めて思う。

 

推していた期間より長い期間を推せていなかった訳で,

例えるなら昔離婚した奥さんと再会したような気持ちかとも思うが,

ヲタとしては,推すことが出来なかった期間を埋める術はなく,

そこは申し訳ないとしか言いようが無い。

 

美咲ちゃんには,1人のおじさんの人生を大きく変えたくれた

お礼の気持ちが少しでも伝わったなら幸いです。

行動して,言葉にして伝えないと伝わらない想いがあると思っています。

 

美咲ちゃん,改めて本当にありがとう…☆彡

 

これで名実ともに心置きなく他界出来ます。