1987年8月 | 田子町のにんにくブログ TakkoAomoriJapan

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青森県田子町は「にんにく」で有名になった。これはアメリカカリフォルニア州ギルロイ市と1988年姉妹都市締結したことで広く知られることになった。『にんにくの縁』は100年さかのぼることができる。それを知って欲しい。


1987年夏祭りも終わった8月末に、アメリカカリフォルニア州ギルロイから役場にFAXが届いたとのことで連絡あった。
 千葉県柏市にある財団法人モラロジー研究所学校法人廣池学園の関係者モラロジーハウスギルロイの大橋政夫さんからでであった。

 当時国際電話KDDI料金が高かったので、田子町役場からテッド内田氏に連絡をとった。その話の内容は、9月半ば頃にギルロイ市から市長以下12人から14人程千葉県柏市訪問して、それから九州福岡市を訪問するという予定で旅行団を組織し、テッド内田氏が引率案内してくるとのことだった。

この日本訪問に関しては、テッド内田氏が独自に福岡の会社と関係をもったからであった。そこでこの機会に田子町を予定に組み込むことが可能かどうか、と探りをいれた。「いいなあ、おもしろいですね」との返事を受けた。これも「縁」かな。と思った。

 このことについては町全体で取り組む必要があるということで、すぐに役場で課長会議を招集してもらい説明会となった。
 日本はまさにバブルといわれて、また竹下内閣の「ふるさと創成事業」が企画されていたころで、日本の地方地域活動に対し、ようやく注目をむけつつあった。各町村では「国際交流」というアイテムが必要とされ、日本各地相手先を模索していた時代でもあった。

 田子町始まって以来、海外からの訪問団を呼び込むとしたらどのようなスケジュールになるのだろうか。9月に入ってから、歓迎会とかイベントのこといろいろなシナリオを思い描いた。
1985年昭和60年に田子町は『にんにくシンポジウム』を開催した。
1986年には「第一回にんにくとべごまつり」となづけて丸焼きの機械を導入して、サンモールたっこ商店街新街区の空き地(現中央公民館)で開催した。
役場の職員が北海道池田町にて『ワインまつり」に参加していたことで、丸焼きの機械を製作し、商工会青年部で保管管理していた。

これから二回目をどうしようかとときに、このギルロイからのお客様一行が来るかもしれないということで、この際商工会青年部が建築した「大福山公園陽だまりの小屋」にて開催したらという話も出てきた。
そのためには田子中学校の校庭を臨時駐車場にしなければならなくなった。これは整備費として捻出することで解決した。


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