クリントン長官が講演
2011.10.8 00:23
クリントン米国務長官は7日、ワシントン市内で開かれた非営利団体「米日カウンシル」の年次総会で基調講演し、日米同盟はアジアの平和と安定、繁栄の「礎石」であると語り、今後も政府や民間レベルでの継続した協調関係を継続していく重要性を訴えた。
クリントン長官は基調講演で、日米関係は「国家戦略や経済、政治だけにとどまらない高潔な理想に基づくものだ」と指摘し、長い歳月をかけて培ってきた密接な関係のさらなる発展に期待を示した。
ただ、ここ最近は米国で学ぶ日本の学生数が各国別で6位に転落するなどの状況を懸念、日米政府が協力して教育体制の拡充を図る必要性を訴えた。(ワシントン 犬塚陽介