菅直人首相が議長を務め、中国の胡錦濤国家主席の来日が予定されているAPEC前に提出すると、中国側の反発を招く可能性があると判断したためだ。
ビデオは巡視船「みずき」と「よなくに」がそれぞれ衝突時に撮影した。ビデオを見た前原誠司外相によると、「明白に中国漁船がかじを切って体当たりをしてきた」といい、公務執行妨害容疑で中国人船長を逮捕した日本側の主張を裏付ける証拠となる。
衆院予算委員会は13日、全会一致でビデオ提出を要求することを決議した。ビデオを保管する那覇地検は20日、横路孝弘衆院議長から提出要求があったことを明らかにしている。
ただ、政府・与党内には「早期に国会提出すれば、野党議員らが国民に反中感情をあおることも予想される」(民主党国対筋)との懸念がある。このため提出をAPEC後にし、提出後も予算委員会理事ら一部の国会議員らに限定し、全面公開は行わない方向だ。
これに関連、仙谷由人官房長官は21日の参院内閣委員会で「公判請求されない事件の記録は一般的には公開してはならない。ただし公益上の必要があり、相当性があれば公開してもいいというのが刑事訴訟法47条の解釈だ」と指摘した。
国会法104条も委員会が資料要求を議決した場合、原則として内閣は応じなければならないと定めている。だが「国家の重大な利益に悪影響を及ぼす」と判断した場合「提出する必要がない」と定めている。 】・・・以上産経WEBより
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イギリスのある女性が猫をゴミ箱に投げ入れたビデオが8月に「YOUTUBE」にアップされた。その後世界中から非難され裁判所は動物虐待で罰金と動物飼育禁止を命じた。と報じた。

もしビデオに撮られていなかったら、蓋つきのゴミ箱に猫が蓋を開けて入ったか。またゴミ箱にて生活していたかという不思議な話で終わったかもしれない。

だがしかし、このビデオに撮った?監視カメラに偶然に撮られたにしろ、世界中にて見られる動画サイトにアップした人物がどのように考えてのことであろうか。
ということで、ビデオがあるのに公開しないという選択と全面公開するとした選択をどちらをとるにしろ、責任が問われる。

ビデオとかカメラの機材の世界シェアをダントツ日本製品(メイドインジャパン)が最高峰の世界一の国である。
しかし、このハード(機材)を製造する技術と、その物によって、あることが発生した事(責任)に対しての対処がおろそかであるといわれる。しかしこの映されたものにより歴史が変わった時代があった。それがハードが進化しても、明治初年の頃の様な対応をしてしまうと、後からとりかえしのつかない事態になりそうである。
