通 | 田子町のにんにくブログ TakkoAomoriJapan

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青森県田子町は「にんにく」で有名になった。これはアメリカカリフォルニア州ギルロイ市と1988年姉妹都市締結したことで広く知られることになった。『にんにくの縁』は100年さかのぼることができる。それを知って欲しい。

この「アイーン」は子供達にとっては、仲間同士のつながりをもつ合図でした

【赤瀬川原平  親方から親分へ
 テレビの意外な見方があるのをはじめて知った。大相撲での特別切符横流しの問題である。砂かぶりというあの席は、ときどき力士の巨体が1体、もしくは2体も落下してくる。大変危ない席だけど、でもそれは目出度(めでた)いことでもあって、みんなうれしそうにその巨体をよけている。ということだけだと思っていたら、それが別世界での通信に使われていたのだ。大相撲は国技でもあるからして、刑務所でもあのチャンネルだけは鑑賞を許される。そこで正面の砂かぶり席に暴力団の親分さんがひそかに紛れて座り、その姿を服役中の仲間に見せているというのだ。どんな御利益があるのかはわからないが、暗黙のサインプレーとなっている。
 なるほど。あの砂かぶりの席は大変危ない席でもあるけど、その世界の人には目出度い席でもあったのだ。一瞬、北朝鮮や中国ではないが、独裁国家の空気を思いだした。勝手なコミュニケーションの禁じられた国で、隠れた通信方法をひねり出す。戦時中の日本や旧ソ連、ナチスドイツなどで、この手の隠された通信手段を使うスパイ小説がたくさんあった。いまの日本はそんな空気を脱却しているはずなのだけど、やはり別世界というものはあるのだ。でも意外だった。国技館→親方→親分→テレビ→刑務所、というオリジナルルートは、やはり現場のものでないと思いつかない。この中の「親方」と「親分」は、字が似ているだけでなく、もう少し共通するものがあるのだろうか。(作家)】・・・産経ネットより

 人間はサルから進化したといわれていますが、木から下りて歩いたときから、遠くの方が見えなくなり、通信手段を考え出した。大声を上げることで、人間の声帯が発達したとも考えられるし、煙を出すことで、焼肉を出来ただろうし、太鼓をたたくことで、音楽のリズムが生まれてきたことだろう。人が走ることで競争という戦いを平和的に解消した。馬を捕まえ飼いならすことで早い情報を確保でき、そのことで道の整備がされた。
 また鳩をつかうことで、「へのこ」「フテンマ」を元に戻すこともできた???。叫びその鳩じゃなく通信手段として鳩を使いより遠くまで情報を伝えることができた。
とにかく地球上に拡散し生活できてきた人間族にとって、人の知らない通信手段を得ることにより、また分析することにより他の「族」より優位に立つことができた。そのことがその「族」の食を確保し子孫繁栄をもたらし、文化をも生んだ。その文化を引き金として物の流通も生まれてきた。その後の通信を発展させた。

 さて田子三戸を拠点にしていた殿様「南部信直」は、江戸時代といわれる以前の西暦1600年の少し前、この北の山奥において、どのように情報を得ていただろう。織田信長、秀吉の動きをどのように知っていたのだろうか。ということを知ることにより当時の情報がどのように伝わってきたをわかることが、この地の歴史を知る上で、興味あるところであります。タッコ