旅立ちを決めた妹へ

普段は離れてたり近くにいたりと割と当たり前のように居た私たち姉妹。

喧嘩も沢山した。

旅行してもぶつかって。

一生の別れではないと分かってはいても、なんだか遠くなってしまうのかと思うと寂しさが込み上げて、恋人を失ったような失恋のような気持ちになったよ。

なんでだろう。

自然に涙がポロポロと出てきました。

旅立ちの朝は一緒に起きて私は仕事へ行き、妹は洗濯や家の事をしてくれ、ランチしようなんて…職場の近くまで来てくれて…寂しさをお互いわかりながら肩を並べて食べたお昼ごはん。

バイバイって笑顔で涙をこらえて。

本当は見送りをしたかったけど。

成田空港で公衆電話から電話をしてくれて。

家に帰れば両親へ宛てた手紙と私に宛てた手紙。

お風呂で癒やされてと置いてある入浴剤。

慣れるまで辛い気持ちがあるけれど。
妹が私の妹で良かったと。

私は妹の一番幸せを願ってます。

行ってらっしゃい


Takako