仕事の優先順位を決めることはとても難しいことです。

 

これについてはASD特性だけでなくADHD特性がある方も、とても苦手とすることです。

 

これについては、実際に正解はないのだが、私の経験上、一番合っている方法について紹介します。

 

まず優先順位を決めるにあたり、判断となる指標は、重要性と期限があります。

 

もちろん、重要性が高くて期限が迫っているものであることは言うまでもありません。

 

しかし、大事なことは、期限を迫らせないようにすることです。

 

期限が迫ると、やっつけ作業になってしまい、重要性が高い仕事も完成度が低くなってしまいます。

 

そのため、重要性の高い仕事を早めに片付けることが大事です。

 

そうなると、重要性が高い仕事が最優先と思われるかもしれませんが、実は違います。

 

医者の仕事の中には、ここには敢えて紹介しませんが、重要度が低い仕事が山ほどあります。

 

数で言うなれば、重要度が低い仕事の方が圧倒的に多いです。

 

そしてその重要度の低い仕事でも、いつか必ずやらないといけないです。

 

そのため、重要度の低い仕事を後回しにすると、重要度の低い仕事が溜まってしまい、重要度の高い仕事に支障を来します。

 

以上から、私は重要度が低い仕事こそ最優先に行うようにしています。

 

いつかはやらないといけないため、それを徹底的にゼロになった時に、重要度の高い仕事に全力で集中します。

 

それでも、その間に重要度の低い仕事は舞い込んできますが、その意識を持って挑めば、案外問題なく片付けられます。

 

そのことに気づいたのは5年くらい前なのですが、それから凄く仕事がはかどるようになりました。

 

是非試してみて下さい。