医者として絶対にやってはいけないのは「遅刻」です。
人からの信頼を破壊する最低の行為だと認識して下さい。
ただし、正当な理由があるのであれば別です。
例えば「想定を超えた」事故や災害による渋滞や電車の運休などです。
「想定を超えた」とはどの程度でしょうか?
例えば高速道路での事故による通行止めは、「想定内」だと思っています。
私も高速道路を通勤に利用しますが、その可能性はいつも考慮し、万が一の場合は下道で行っても間に合う時間に起きるようにしております。
そのため、私は朝起きたら必ずgoogle mapを用いて職場までの所要時間と交通状況を確認しています。
それでは道中でたまたま事故が発生して通行止めになった場合は?
これはすでに高速道路に乗ってしまったら仕方ないものと思います。
その前であった場合は、それほど珍しいことではないため、許容されるかは微妙のように思います。
ただし、あまりにも職場までが遠方で下道と高速道路との時間差が1時間とかであれば、毎回それを想定して1時間以上前に出発することは、少しキツいように思いますが、例えば10-20分くらいの差だった場合は、万が一下道で行っても間に合うくらいの時間で出発することが望ましいように思います。
他にも車の故障とかは、法的に定められた点検を行った上で生じたのであれば、仕方ないとは思いますが、点検が不徹底なために生じた故障であれば、それも微妙のように思います。
あとは体調に関しては状況次第ですが、周りも医者ですので、それが仮病の可能性が高いかは、おおよそバレるものと思います。
寝坊は論外です。
医者として生きていくために欠点を改善させる努力は必要ですが、そこに時間がかかる場合に、出来ることからはじめることが効果的です。
まずは遅刻をしないことに全力を尽くすことは、周りからの信頼につながる可能性を高めることが出来ると思います。