私もかつては喫煙者でした。

 

健康増進法が施行されたのは私が大学生の頃でした。

 

それまでは、今となっては信じられませんが、病院の入り口に喫煙所が設けられていたような状態でした。

 

私が学生実習を行う頃には、タバコが吸える場所が殆どなくなっていました。

 

それでもまだ全くなかった訳ではありませんでしたが、今はどこの病院でもタバコを吸える場所は皆無ではないかと思います。

 

当たり前ですが、医者になったら仕事中にタバコは一切吸えません。

 

抜け出して吸いに行ける程、医者の仕事は甘くありません。

 

私が研修医だった15年以上前であれば、まだ何とかなっていましたが、今は徹底的にタバコが吸えないような対策が、どこの病院でもなされていると思います。

 

少し前に、医者が院内で喫煙していたことが、ネットのニュースになっていました。

 

現代はそれくらい厳しいご時世です。

 

私もタバコを止めて、結果的にはとても快適な生活を送ることが出来ています。

 

仕事中のイライラもなくなり、倦怠感や痰がらみなどもなくなり、非常に解放された気分です。

 

タバコが健康において百害あって一利なしなのは当然のことです。

 

ただ、若気の至りで誤っててを出してしまった場合、止めることは容易ではありません。

 

医者になってからは禁煙による離脱症状が仕事に支障を来します。

 

でも、いずれにしても吸えないのですが、帰宅しても自分だけの空間になった時に禁煙を貫くのは容易なことではありません。

 

最近は禁煙をサポートするアプリなどもありますが、難しければ是非禁煙外来を受診することをお勧めいたします。