ご無沙汰していました。

 

以前からツイッターでは告知しておりましたが、ついに拙著第2弾「そうだったのか!この1冊でスッキリわかる!リウマチ膠原病の薬物療法の考え方・選び方・使い方」が今月中旬に発売予定となりました!!!

 

金芳堂さんのホームページより↓↓↓

 

 

 

この本はリウマチ膠原病の「治療」に焦点を絞り執筆させていただきました。

 

対象は「研修医、内科専攻医、若手リウマチ医、整形外科医」ということで、初心者向けの治療本という形です。

 

 

リウマチ膠原病の治療本は他にも沢山ありますが、その中で本著の特徴、こだわった点について書きたいと思います。

 

まず構成としては3章に分かれており、治療の総論(ステロイド治療の注意点など)、各薬剤について、関節リウマチ以外の病気に対する具体的な使用方法という形としております。

 

単著ということである程度個人的な意見も書かせて頂きましたが、基本的にはエビデンスに基づいて当たり障りのない内容としております。

 

ある程度広く浅く網羅出来ていると思いますし、参考文献も明記いたしましたので、あのことは知っているけどどの文献にあった内容だったかなあということを調べるにも有効だと思います。

 

そして私が最も拘ったことは、「読み物」として読んで自然に理解してもらうこと。

 

この手の類書は分かりやすくしようと内容をコンパクトにして箇条書きにしている物が多く、確かにその方が実用的ですが、本質的な所を理解するにはやはり解説が必要だと思いました。

 

箇条書きにしたり図解している所もあるのですが、ボリュームはそれほど多くないので、解説を読みながら自然に頭に入ってもらえることを意識いたしました。

 

さらに、本著ではQRコードを用いて最新の内容や修正箇所をアップデートする試みを行っております。

 

 

前回の「こんな対応はNG!非専門医のためのリウマチ膠原病診療」とも関連している内容が多くあり、そちらと合わせてご覧いただければ、なお理解が深まると思います。

 

 

研修医についてはリウマチ膠原病科のローテーションに、そして内科専攻医は内科専門医試験に。

 

リウマチ膠原病は若手内科医が非常に苦手にしていることはよく知っています。

 

これを読めば、その苦手意識はなくなるのではないかと思います。

 

そして私としては整形外科の先生方には是非読んで頂きたいです。

 

リウマチに関する内容はもちろん、免疫抑制薬や膠原病に関連した内容は、もしかしたらあまり参考にならないかもしれませんが、背景知識としては知っておくことは重要だと思いますので。

 

 

ということで、もうじき発売になりますので、是非是非、よろしくお願いいたします。