リウマチ膠原病患者さんはステロイドや免疫抑制薬など、免疫を抑える治療を行なってる方が多いです。

そのため、この新型コロナの流行はとても不安だと思います。

そこで、少し前にこのような動画を配信しました。





これは日本リウマチ学会が提唱した内容です。

それによりますと、ステロイドや免疫抑制薬で治療中の方で、新型コロナで重症化するというエビデンスはないということです。

実はそれは現在に至るまで、重症化が問題となったという話はないのです。

さらに、現時点でリウマチ膠原病で免疫抑制療法を行なってる方が沢山感染しているという話も聞いてないです。

実際に私だけでなく当科全体で恐らく2000人以上いる患者さんの中で、新型コロナに感染したという話は聞いていないです。

現時点では埼玉北西部は流行が比較的少なく地域ではありますが、とは言っても世間の動向で見ても、リウマチ膠原病の患者さんが新型コロナについて問題となってるという話は聞かないと思います。

それについて私は個人的に思ったことを先日ツイートして反響を呼びました。

それがこちらです。



これについて多くの意見を頂きました。

意見を見てみますと、結局は手洗いの徹底や人混みを避ける、そう言った今となっては世間で広く言われていることを普通に実践しているに過ぎないのです。

こういう感染に対する危機管理意識が、リウマチ膠原病患者さんの感染拡大防止に一役買ってるものと考えています。


当たり前のことのように聞こえますが、個人的には新型コロナの感染拡大よりもずっとずっと前から感染対策を行なってきたリウマチ膠原病患者さんにクローズアップすることが、新型コロナ対策につながるのではと思っています。

まだ油断は禁物です。

ソーシャルディスタンスを保ち、三密と不要不急の外出は控えて、週末は自宅で待機して下さい。




もしよろしければ、私の本もよろしくです!