これから、欧州リウマチ学会に参加するためマドリードに行ってきます。
今回の学会の目的は発表ではなく「学会取材」です!
脊椎関節炎という疾患に関する学会発表の取材を製薬会社から依頼を受けました。
脊椎関節炎はあまり聞いたことがないかもしれませんが、リウマチとは別のある基礎疾患、具体的には乾癬、強直性脊椎炎、炎症性腸疾患、ぶどう膜炎などによる関節炎や脊椎病変を引き起こす病態の総称で、近年非常に注目されています。
そしてこの取材内容をもとに、7月31日にウェブ講演を行う予定です。
このウェブ講演会は一般視聴が可能なものかは確認していませんが、以前私がやったウェブ講演会とは比べものにならない、全国規模の大規模な講演会です。
その内容は非常に大変です。
学会プログラムが発表されたのが先月末で、その後たくさんある演題から取材内容の選択を急ピッチで進めてきました。
飛行機の中でも恐らくずっと準備を行う形となると思いますし、現地でも全く観光する時間もないと思います。
事実上、全国のリウマチ膠原病専門医に対する脊椎関節炎の最新の内容についての発信源となり、特に注目度の高い領域なので、その責任は重大です。
ただ、非常に大きな仕事を与えられたことは本当に嬉しいことです。
ということで、行きはロンドンを経由して行くので、現地到着は明日の早朝になると思います。
いい報告が出来るように精一杯頑張ってきます。