最近、スーパーでもちょっとだけ駄菓子売るようになりましたが、私の中での駄菓子はそういうのじゃないんです。
本当に300円あれば、店中のもの買えるんじゃないかっていうくらいのお値段と、駄菓子屋さんにしか売っていないような懐かしいお菓子たち。
そういう『ザ・駄菓子屋さん』最近見ないですよね。
行きたいなぁと何気なく調べてみたら・・・
なんと!!!!
私は気づかなかっただけで、めっちゃ近くにありました。
さっそく行ってみると、おじいちゃんがあったかそうなクッションに座りながら、タバコをくゆらし。
コンクリート打ちっぱなしの感じに、木の箱に並べられた駄菓子の数々。
懐かしくて、嬉しくて、ちょっぴり涙ぐみながら買い物をしていました。
このおじいさん、事前に調べたらある方のブログに「怖い」というような表現があったのですが、私があんまりにもウルウルしていたからか分かりませんが、「ゆっくり見てってね~」って言ってくれました。
なるべく駄菓子屋さんぽいものをチョイスしましたが、大好物はスーパーとかで売っているものでもしょうがない。好きなんだもん。
ざっと、欲しいものを買っていったら、お値段合計300円でした。
これぞ、駄菓子屋さんですよね。
インコの横にあるチョコ覚えていますか?
健康とか学校とか恋愛とか書いてあって、そこのチョコを食べると後ろに◎、○、△、×が書いてある占いチョコ。
そのまんまグレープは三つに一つ酸っぱいやつ。
ココアシガレットとかも懐かしい~。楽しくて一杯買ったなと思ったのに300円。
これが良いですよね。
駄菓子屋さんって利益が薄いけど、是非是非頑張ってほしいものです。
私が前の仕事をしていたときは、ランドセルを背負った男の子がもう一人の男の子に「お前、おごれよ」とか言われて、「いいよ、しょうがねえな」とか言いながら、ハーゲンダッツをランドセルの横でビヨンビヨンするやつにつながれているSuicaでピッという光景をよく目にしていました。「世も末だな」と思っていましたが、やっぱり子供のお菓子はこうでなくっちゃ。
また、駄菓子屋の店主もかったるそうな頑固おやじとか、世話好きのおばさんとかだったんですよね。そういうのも込みで「ザ・駄菓子屋」さんだと思います。
今日もリハビリの病院に行ったので、受付の年代が近そうなお姉さまにおすそ分けしたら喜んでくれました。