いつも読んで頂き、ありがとうございます。



  このところ、少しずつアクセスが伸びていて、たくさんの方が記事を読んで下さっていたり、何度も読んで下さっている方がいたり、新たなご縁があったり、とても嬉しいです。



  ずっと書けていなかった歌会始の事です。


  今年の勅題は「和」でした。

  お道具の作家さん達もご苦労なさった様で、五輪の描かれた茶碗や、平和の象徴「鳩」を描いたものなどを見かけましたが、今一つピンと来ず。




  それだけに歌会始の作品は胸に迫りました。


  栃木県 古橋正好さん(88)

  己が手で漉きたる和紙の証書手に六年生は卒業となる


  米カリフォルニア州  川崎ハルコさん(81)

  かの日々に移り来し人等耕しし大和(ヤマト)と呼ぶ里アマンドの花


  香川県 岩倉由枝さん(71)

  和菓子屋をなりはひとして五十年寒紅梅に蕊をさす朝



  人々の長い営みがそこに在る事だけで、こんなにも尊いのですね。



  皆さまもぜひ、他の歌も読んでみてください。

歌会始 




  美しい日本語。大切にしたいですね。




   
  白い唐子椿
   すぐに霜焼けしてしまって、良いのがなかなか撮れなかったのすが、今日はきれいでした。



  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。



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