いつも読んで頂き、ありがとうございます。



  表千家の家元初釜で使われる常磐饅頭。


   今月の同門誌に常磐饅頭の初出について書かれていました。



  家元の記録には明治39年1月13日に三八稽古で使われたとあるそうですが、碌々斎宗匠の考案ということ以外、よくわからないそうです。



  とらやのご主人はこう書いておられます。

―明治二十年の明治天皇への献茶が大きな影響を与えたのではないか。自作の茶杓「雪中松」から風雪に耐える松のように、常盤木の如く茶の湯が繁栄する事を願い、稽古初めに思い起こすようにと―


  茶の湯の苦しい時代を乗り越え、今があるということ、忘れずに頂きたいですね。



  二年前、菊屋さんにお願いした、常磐饅頭。


  尾川さんでの会も懐かしいです。



  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。


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