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  阪神大震災より29年。

  元旦に起きた地震に救援に行かれた方の中にも、「あの日を思った」というコメントを見ました。


  


  京都の大学で研究させてもらっていた私は、動いていた京阪電車で大学まで行き、薬品庫の倒れたビンを片付けた後、大阪向きには繋がらない電話にやきもきしながら、神戸の惨状をテレビで見ていました。


 まだ、  携帯電話は無かったのです。


  今回の震災でも、未だに全貌がつかめない中、「お見舞い」や「お悔やみ」という言葉すら、軽すぎる様に思えてきて、ただ立ち尽くしてしまうのです。



  いま、私にできる事は、自分自身が精一杯生きる事。



  大切な人に「大好きだよ」と言葉にし、「ありがとう」と感謝する。



   どうか光が見えてきますように。