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今月の同門誌「千家人物散歩」より。
細川三斎が、松木勘兵衛を江戸へ送る茶会の事です。
出立の朝まで、茶を点てて、さらに見送る細川三斎。
自分の被っていた頭巾を渡し、羽織も渡し、馬で送ろうとすると、小姓が「乗り物で来ました」と言ってしまいます。
そこで機嫌を損ねた三斎。
「捨ておけ、捨ておけ。」と不機嫌なことば。
ここで、熊倉先生も、「利休の『茶話指月集』の話しに通じる。」と書いておられます。「ニセの侘びは嫌なのだ」と。
確かに、その場の雰囲気が壊れてしまったので、残念だとは思いますが、不機嫌になるのもどうかと思ってしまいました。
「侘び」より「和」を大切にしたお茶でありたいと思った事でした。
頂き物の、フロランタン。
最中皮が軽くて、幾つでも食べられる美味しさでした。
お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。
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