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今月の表紙。
お家元 猶有斎宗匠のお言葉は、「雨降りて このさめか井は 濁るとも 浮世の中は などか濁らじ」。利休居士のおことばを如心斎宗匠が写された醒ヶ井画賛からです。
醒ヶ井の銘水を好んでおられた利休居士。
美味しいお茶の為には、美味しい水は欠かせないものです。
「雨が降って醒ヶ井の水が濁ることがあっても、人々の心が濁ることがあってはいけない」と解釈なさっています。
雨がはぐくむ命の大切さを思いながら、過ごしたいですね。
雨に濡れるバラ。
奥に見える用水路も、雨で増水しがちですが、溢れる事はありません。治水の行き届いた街中で暮らす有り難さを思わないといけませんね。
お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。