いつも読んで頂き、ありがとうございます。



  先日のお稽古では、皆具で薄茶をさせて頂きました。


  先日初釜でお点前を見てはいても、自分が点前座に座るのは今年初めて。



  火箸を置き、道具を並べ、杓立から柄杓を取り、茶筅を持って調べる頃、



 「私、お点前してる!」



  と、自分が帰って来る場所へ帰って来た、そんな気持ちになります。



  物価の値上がりが続き、息子の塾代も学年が上がる度に上がり、お稽古を続ける事に迷いがある時もあります。



  でも、お仲間に囲まれ、静かな空間でお点前をする時間は心が柔らかくほぐれます。



  今年も美味しいお茶が点てられますように。




 

  息子と百人一首。
  父が子どもの時から使っている時代もの。大切に保管してくれている母に感謝です。



  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。