いつも読んで頂き、ありがとうございます。



  今月の同門誌、千家人物散歩の事を書いていませんでした。



  古田織部の逸話から、「お茶をさらりと点てる事」「友人を招く時のお膳」など書かれているのですが、最後の歌。



   たれゆへ(に)さのミ(に)身をやつすらん  

   舟つなけ雪の夕の渡守



  冬の寒い中でもお茶の用で出かける織部。茶会で病を得てしまい、「誰の為に…。」と愚痴る様子が憎めず、よいなあと思ってしまいました。




  

  お散歩中のサボテン。
  透き通る美しさです。



  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。