いつも読んで頂き、ありがとうございます。


  今月の表紙。
  微細ですが、傷が何ヵ所かあり、「どなたが梱包作業をしているのか?」と気になりました。


  お家元の言葉は、インターネットの時代にこそ、「実際に見て学ぶ」大切さを、はっきりと書かれておられました。

  
  熊倉先生のお話しは「風炉の釜に水を指す」論争(?)。その意味と対応も含め、終わり無い議論がありますが、利休居士の人物像にもふれるような結びで、考えさせられました。


  秋明菊は日本原産の植物ではない。これも、なかなかびっくりする話題ですが、お干菓子に使われる「ふのやき」がカトリックの聖餅をヒントにしたものではないかというのも、お茶の柔軟な、「文化の取り合わせ」を思わせて楽しい時間でした。

  
  雨の後の爽やかな朝。
  ようやく涼しくなってきました。


  お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。